同じ高い地点でも「頂上」と「山頂」には使い分けがあるのでしょうか。
それぞれの言葉の意味と例文も併せて紹介します。
「頂上」と「山頂」の違い!
「頂上」と「山頂」の違いについて紹介します。
「頂上」とは
「頂上」は、「山などの一番高い地点」「最高の状態に達していること」「絶頂を極めていること」「最高の地位」という意味があります。
場所的な高さだけではなく、地位や勢いなど目に見えない高さに対しても使われます。
「頂上」は「一番高い地点」であり、それ以上高い場所は存在しないことを表します。
従って、身分や地位、実力などを表す時も最高レベルで絶対的な状態を意味するのです。
「山頂」とは
「山頂」は「山のてっぺん」という意味です。
但し、山の「頂上」は危険で人がいけない場所も多く、一般的に自力で登山ができて、見晴らしも良く、「ほぼ頂上にちかい地点」として「山頂」と定められることもあるのです。
「山頂」は目的や状況により変わるもので、「最も高い地点」とは限りません。
「頂上」を使った例文と意味を解釈
「とうとう彼と頂上決戦になった」
全国大会で勝ち抜いた二人が、決勝戦で対決することを言います。
この試合に勝った者が現段階で最も強いことになるのです。
「山頂」を使った例文と意味を解釈
「山頂まで到達したので記念写真を撮った」
山登りで「山頂」と記されている地点までたどり着き、記念撮影をしたことを表しています。
まとめ
「頂上」と「山頂」は、「最も高い地点か、ほぼ近い地点か」という違いがあります。
実際に「頂上」は日常会話でも良く使われますので、「最高レベル」だと覚えておきましょう。