「長芋」と「山芋」は良く似ているのですが、一体どの様な点が違うのでしょうか。
それぞれの特徴についても紹介します。
「長芋」とは?
「長芋」の意味と特徴について紹介します。
「長芋」とは
「長芋」は、「ヤマノイモ科・ヤマノイモ属・ナガイモ」の植物です。
原産地は中国で、現在日本で最も生産量の高いのは青森県です。
ネバネバ食材として夏場に出回ることが多いのですが、実際には一年を通じて手に入り易い食材です。
「特徴」
「長芋」は名前通り長く、50センチ~80センチ程あります。
スーパーの店頭で販売されているものはカットされ、真空パックに入れられているのが殆どです。
直系は4センチから6センチほどで、食感がさらさらしているので、「とろろ」だけではなく刻むなど幅広く食べられています。
「山芋」とは?
「山芋」の意味と特徴について紹介します。
「山芋」とは
山芋とは「ヤマノイモ科・ヤマノイモ属・ヤマイモ」の植物です。
正式には「山の芋」と呼ばれ、山で自生する芋のことで「自然薯(じねんじょ)」や「大和芋」もこちらの一種です。
「特徴」
「山芋」は、北海道で多く生産されていて、秋から春にかけて出回ります。
「とろろ」にすると美味しいのですが、「シュウ酸カルシウム」という物質がふくまれていて、この結晶が皮膚に刺さるとかゆみを生じます。
「長芋」と「山芋」の違い!
「長芋」は、水分が多くさらさらとしていて、味もあっさりしています。
「山芋」は、水分が少ない分粘り気が強く、うまみがあります。
2つの違いは「ネバネバ度」になります。
まとめ
「長芋」と「山芋」は、違う種類であり、ネバネバ度や食感も違います。
「とろろ」を食べる時にはどちらの芋か調べてみましょう。