皆さんは「腹黒い」と「性格悪い」という言葉の意味をご存知でしょうか?
そこでこの記事では、「腹黒い」と「性格悪い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「腹黒い」とは?
「腹黒い」は「はらぐろい」という読み方になります。
この「腹黒い」には「心の中に何かしらの悪だくみを持っていること」、あるいは「陰湿で意地が悪い」などといったようなことを意味しています。
表向きには言葉でいいことを言っていても、心の中では全く逆のことを考えており、悪だくみをしているのです。
「性格悪い」とは?
「性格悪い」は「せいかくわるい」という読み方になります。
この「性格悪い」は、「自己中心的で常に自分のことしか考えていない性格」「常に自己中心的な考え方をしているために他人がどんなふうに思おうと全く意ち介さない」のです。
「性格が悪い人」は、「自己中心的な言動を常にしており周りの人たちに迷惑を掛けてばかりしているのです。
「腹黒い」と「性格悪い」の違い
ては、ここで「腹黒い」と「性格悪い」の違いを見ていくことにしましょう。
「腹黒い」は「人のため尽くすような不利をしていても本当は自分の利益のことだけを考えている性格のこと」で「自分の利益のために動く打算的な性格」と言います。
一方の「性格悪い」は「相手をわざと嫌みなことをしたり、嫌がらせするような性格」で「言葉遣いや考え方もズルく汚いこと」も特徴でしょう。
しかし、この2つの言葉を見ると、「腹黒い」は表面上は良い人を演じているので、外見上では全く心の内が見えないのです。
「腹黒い」の例文
では、ここで「腹黒い」の例文を見ていくことにしましょう。
どのようなものがあるでしょうか? ・『どうしてあいつの腹黒さに気付かなかったんだろう。いつもはニコニコ笑顔を絶やさないから、まさか俺たちを落としめるようなことをするなんて信じられなかったよ。人は本当にこわいものだ』
・『彼はかなり腹黒いヤツのはずだ。いつも優しい口調で接して来るけど、目の奥はとても鋭い眼光をしているからな。お前もあんなヤツに騙されないように気を付けていた方がいいよ』
「性格悪い」の例文
次に「性格悪い」の例文を見ていくことにしましょう。
具体的には以下のようなものが挙げられます。
・『何て性格悪いやつなんだ。俺たちが困っているって言うのに、それを見ていて声をかけるどころか、ニヤニヤ笑っているんだからな。あれでも人間なのかって疑ってしまうな。信じられないよ』 ・『このクラスの中でも最も性格悪いのは、田中だな。だって山下さんが階段でつまずいたって言うのに知らんぷりしていたんだ』
まとめ
ここまで「腹黒い」と「性格悪い」について説明してきました。
こららの言葉ぁ当てはまる人があなたの周りにもいるのではないでしょうか?
これらの言葉の意味を知ることで、他人への思いやりを常に忘れないようにしておきたいものです。
私たちは助け合って生きることが大切なのですから。