「面食らう」と「慌てる」の違いとは?分かりやすく解釈

「面食らう」と「慌てる」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「面食らう」「慌てる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「面食らう」とは?

「面食らう」とは?

「面食らう」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「面食らう」「めんくらう」と読みます。

「面食らう」「突然のことに驚き戸惑う」という意味があります。

突然の出来事に、驚き、戸惑った経験があるかもしれません。

そのようなとき、「面食らう」という言葉を使ってみましょう。

例えば、好きな人が突然、自分の家まで遊びにきたら、驚き、戸惑うのではないでしょうか。

このような時、「好きな人の突然の来訪に、面食らう」という文章にできます。

また、高校球児が、ドラフト会議を見ていたら、突然自分が指名された場合、驚き戸惑いそうです。

この場合は、「前触れもなくドラフト会議で指名されて、面食らった」などということができます。

他にも、「会議で突然指名されて、答えを用意していなかったため面食らう」「街で上司とばったり会い、面食らう」などという文章を作ることができます。

「慌てる」とは?

「慌てる」とは?

「慌てる」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「慌てる」「あわてる」と読みます。

「慌てる」は、「思いがけない物事に出会い、普段の落ち着きを失う」という意味があります。

思ってもみない出来事が起こった時、落ち着きを失うことがあると思います。

そのようなとき、「慌てる」という言葉を使いましょう。

例えば、買い物に行って、レジで会計をするとき、お財布を忘れたことに気づいとき、落ち着きを失ってしまいそうです。

このような場合「レジ前で財布を忘れたことに気づき、慌てる」という文章にできます。

また、片思いの異性とコンビニで偶然会った時、落ち着きを失うかもしれません。

このような時、「片思いの異性と偶然出会い、慌てた」などと言うことができます。

次に「慌てる」には、「急いで何かをする」という意味があります。

例えば、急いで仕事をするとき、「慌てて仕事をする」と表現でき、また急いで駅に向かうとき、「慌てて駅に向かう」などという文章にできます。

「面食らう」と「慌てる」の違い

「面食らう」と「慌てる」の違い

「面食らう」「慌てる」の違いを、分かりやすく解説します。

「面食らう」「突然のことに驚き戸惑う」という意味があります。

一方の「慌てる」は、「思いがけない物事に出会い、普段の落ち着きを失う」という意味があります。

どちらも突然の出来事に、落ち着きを失っている様子を表していますが、「面食らう」の方がより、「驚き」が強い印象があります。

一方の「慌てる」は、落ち着きを失っている様子にピントが合っている印象があるという違いがあります。

このように、驚きが強い場合は「面食らう」を、単に落ち着きを失っている場合は「慌てる」を使ってみるといいかもしれません。

まとめ

まとめ

「面食らう」「慌てる」の違いについて見てきました。

2つの言葉の意味の違いを知り、意味を混同しないようにしましょう。