この記事では、光り輝くものを示すものの互いに意味が異なる「キラキラ」と「ピカピカ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キラキラ」とは?
輝いていることを現す擬態語で、星や宝石、真珠、光沢のあるものの光の反射などがイメージしやすいでしょう。
瞳が輝いていることを目がキラキラしていると表現することがあり、非常にポジティブな表現となっています。
自分から発光する物をキラキラするということはなく、LEDライトがキラキラする、信号がキラキラするという使い方はしません。
ただし太陽がキラキラするという表現は作品タイトルなど含め幅広く見られます。
お菓子のおまけのシールのキラキラしていると言われるランク銀紙のような金属光沢と反射のあるシールなどでは使われる表現ではなく、ホログラムを使ったシールで使われる表現になっています。
なお、今後成功するであろう人物を宝石の原石に例えるケースも有り、輝いていることを指すキラキラはかなりイメージの良い言葉と言えます。
「ピカピカ」とは?
光り輝くさま、特に、点滅したり、向きを変えたりして光り輝くさまを表わす言葉で、反射が強くまるで光っているように見える場合は自分で光っていなくてもピカピカという表現を使うことがあります。
電球や蛍光灯、反射の強い宝石などがイメージしやすいでしょう。
ただし、蛍光灯の切れかけた光はチカチカという表現になります。
ピカピカの新車という言葉もあり、こちらは外見的に塗装の光沢が素晴らしく光り輝いているというニュアンス、所有者の中で光り輝く存在であることなどが理由となります。
ピカピカに磨くという意味も外見と光り輝く存在という意味があるといえるでしょう。
言葉として綺麗に生まれ変わるというイメージもあるため相似関係の業者の名前や曲名で使われているケースもあります。
「キラキラ」と「ピカピカ」の違い
「キラキラ」と「ピカピカ」の違いを、分かりやすく解説します。
キラキラとピカピカはどちらも光の煌きを表す意味がありますが、キラキラは宝石や金属など金属的な反射があるものや太陽光を反射して光る星、、ピカピカは電球など自分で光を放っているもの、新車や磨いたくつなど光沢が素晴らしいものに対しても使われます。
キラキラでも通りそうな意味合いですが言葉としては使われません。
一方キラキラには瞳がキラキラしているという使い方があり、純真である、一生懸命であるなどのポジティブな意味合いが含まれています。
なお、例外的に太陽は自分から光を放っているもののキラキラと表現するケースが歌詞などで見られます。
まとめ
キラキラとピカピカは用途がかなり近づいているケースがありますが、キラキラは基本的には反射しているもので太陽の光を反射する並みなどもあります。
ピカピカは自分で発光している物を中心に指し、点滅しているものが最もイメージしやすく灯台などがわかり易い例でしょう。
ピカピカの新品という言葉の使い方もあります。