若者の間で使われている「クールキャラ」と「陰キャラ」という言葉。
この記事では、「クールキャラ」と「陰キャラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「クールキャラ」とは?
最近では「クールキャラ」という言葉がかなり使われるようになってきました。
「クールキャラ」は「クールなキャラクター」を短く略したものです。
「クール」は英語の「cool」ですが、この言葉は「冷たい」という意味の他に「カッコイイ」「イカしている」という意味も持ちます。
感情を表さずに冷たい人を「クールな人」と言う場合もありますが、物腰に余裕があり落ち着いた大人の雰囲気を持つ人も「クールな人」で言い表せます。
「キャラクター」と言う言葉は同じく英語の「character」のカタカナ表記で、意味は「性格」「性質」「特色」になります。
さて「クールなキャラクター」を略した「クールキャラ」は「冷たい人」ではなく「スマートなカッコ良さがある人」という意味で使われます。
「陰キャラ」とは?
「陰キャラ」(いんきゃら)と言う言葉も若い人の間ではよく使われている言葉です。
これは「陰気なキャラクター」を省略した言葉です。
「陰気」はご存知の通り「雰囲気や様相が晴ればれれしていない、つまり暗い」との意味です。
「陰気感じがする」や「陰気臭い」などの表現は聞いたことがあるはずです。
つまり「陰キャラ」は「暗い雰囲気の人」のことになります。
何かとネガティブなことを言ったり、コミュニュケーションが上手くない人は、「陰キャラ」だと烙印を押されがちです。
その反対に陽気でコミュニュケーション能力がたけている人は「陽キャラ」と言われ、多くの人から好意的に思われます。
「クールキャラ」と「陰キャラ」の違い
「クールキャラ」と「陰キャラ」の違いを、分かりやすく解説します。
「クールキャラ」と「陰キャラ」も人の様子を表す言葉です。
以前は「あの人クールだね」や「あの人陰気だね」と表現していたのが、現在では言葉を短くして「クールキャラ」と「陰キャラ」と言うようになりました。
さて「クールキャラ」は良い意味で使われますが、「陰キャラ」はほとんどのケースで悪い意味として使われます。
「君の彼氏クールキャラ」と言われれば、褒められていることで嬉しくなりますが、「君の彼氏陰キャラ」と評価されて喜ぶ人はまずいないでしょう。
つまり「クールキャラ」と「陰キャラ」は、対極にあると言えるでしょう。
ちなみに人を評価する時に、外見を重視する人と内面を重視する人がいます。
すなわち外見良いから「クール」なのか、内面が良いから「クール」なのか、もしくは外見が良くないから「陰」なのか、内面が良くないから「陰」なのかは、判断基準は個人により差があります。
まとめ
「クールキャラ」と「陰キャラ」は親しい人の間では頻繁に使われている言葉です。
しかしビジネス上やかしこまった場面で、これらの表現を使用するのは控えた方が良いでしょう。