この記事では、「伊勢自動車道」と「伊勢湾岸自動車道」の違いを分かりやすく説明していきます。
「伊勢自動車道」とは?
これは東名阪自動車道(名古屋IC?亀山IC間)の津・伊勢志摩方面への延長で伊勢関ICから伊勢ICまでの区間の高速道路を指します。
略称は伊勢道です。
三重県の中部と亀山、津、松坂、伊勢の各都市を結ぶ道路です。
勾配が小さくカーブが少ない道路でほぼ平坦な区間が続きます。
ただし、松坂ICから勢和多気IC間のみ山間部のため勾配やカーブがあります。
通常、渋滞することはまれであるが正月や観光シーズなど長期連休がある場合、伊勢神宮への参拝客が多くなるため道路は非常に渋滞します。
売店は安濃SA と嬉野PA にあります。
ガソリンスタンドとレストランは安濃SAのみにあります。
また、伊勢にある企業である“おやつカンパニー”と協力して商品化されている“イセエビ味のベビースターラーメン”が伊勢自動車道限定商品として 安濃SA と嬉野PA、奥伊勢PAの売店で販売されています。
ちなみに奥伊勢PAは伊勢自動車道ではなく紀勢自動車道にあります。
限定品ですが、特別にこちらにもあるようです。
「伊勢湾岸自動車道」とは?
こちらは新名神高速道路の名古屋側の延長で豊田東JCTから四日市JCT間までの区間の高速道路を指します。
略称は“伊勢湾岸道”です。
伊勢湾岸自動車道開通前に一部の区間が開通されました。
しかし当初は利用者が少なく、マスコミなどに無駄な道路としてよく取り上げられました。
現在は東名高速道路の豊田JCTから迷信高速道路の草津JCTまで開通しており、今までの関ヶ原ルートよりも短縮ルートになったことにより、一気に交通量が増加しました。
ほぼ片側3車線で走りやすいが、伊勢湾岸を通過するために風邪の影響を受けやすいです。
特に橋の上では通常の風であっても車が煽られてしまうこともあります。
この道路の区間内にSAはありません。
刈谷PAではガソリンスタンドはあります。
刈谷PAに併設されている刈谷ハイウェイオアシスは、建設当初に豪華なトイレと話題になりました。
室内トイレのような雰囲気があるので、公共トイレが使いにくい人にはいいかもしれません。
「伊勢自動車道」と「伊勢湾岸自動車道」の違い
「伊勢自動車道」と「伊勢湾岸自動車道」の違いを、分かりやすく解説します。
「伊勢自動車道」は主に三重の伊勢湾岸側の市に移動したい場合に利用すると便利な高速道路です。
「伊勢湾岸自動車道」は主に静岡方面と三重や紀伊半島を行き来するのに名古屋市内の渋滞を避けられる点と距離の短縮に便利です。
まとめ
今回は「伊勢自動車道」と「伊勢湾岸自動車道」を解説しました。
名前に地名が入っていてなおかつ似ているので、同じ道路の事を言っていると勘違いしている人も多いようでしたが、違う道路です。
また略称もあって分かりにくいです。
高速道路は一旦乗ってしまうと戻るのに大変なので注意したいです。