この記事では、「江ノ島」と「湘南」の違いを分かりやすく説明していきます。
「江ノ島」とは?
神奈川県の湘南海岸に浮かぶ小島で神奈川県の藤沢市に所在しています。
ランドマークとも言える灯台である江の島シーキャンドル、庭園のサムエル・コッキング苑、重要文化財でもある音楽の神とされる弁財天の像を祀った江島神社などがあり、江ノ島の頂上部までは交通機関として有料のエスカレーターがあることも特徴です。
ヨットハーバーも整備されており、サーフィンも出来る場所です。
駅は小田急電鉄片瀬江ノ島駅、江ノ電江ノ島駅、湘南モノレール湘南江の島駅がありますが、いずれも江ノ島の島そのものに駅があるわではなく、基本的には江ノ島大橋を渡らず島に行くことはできません。
江ノ島の最寄り駅自体は厳密には江ノ島ではなく片瀬地域ですが、店名やアパート名に江ノ島とついているケースも見られます。
「湘南」とは?
神奈川県西部の相模湾沿岸地方を指す言葉で、沿岸であれば湘南と考えることも出来、三浦市から足柄下郡湯河原町までを指すこともできますが、藤沢市、茅ヶ崎市、平塚市、大磯町、二宮町、伊勢原市、秦野市が神奈川県の行政区分上湘南に含まれる地域で、南足柄市と足柄上郡・足柄下郡は自動車の湘南ナンバーの地域として含まれます。
湘南は比較的広い地域の総称であるため、直接的な駅名は存在していません。
サーフィンの一大スポットであり、映画や音楽の題材として使われていた為非常にイメージの良い土地といえ、横浜へのアクセスが良い土地です。
なお、東海道本線の電車は湘南電車という相性もありました。
発祥当時は茶色一色の電車に対してオレンジと緑の鮮やかな電車が走ったというところがかなりのインパクトだったようです。
言葉としては新宿湘南ラインなどに受け継がれています。
「江ノ島」と「湘南」の違い
「江ノ島」と「湘南」の違いを、分かりやすく解説します。
江ノ島は藤沢市に所在している島で、その近辺あたりも商業施設の名称に使われています。
景勝地でもある上、観光施設が整備されており、音楽の神が祀られている事元海沿いということで音楽フェスも行われていました。
サザンオールスターズのイメージもあるでしょう。
湘南は広い定義では神奈川県西部の相模湾沿岸地方を指す言葉で、江ノ島も湘南の中の一つの島ということが出来ます。
マリンスポーツのイメージが強い地域で、湘南ナンバーは沿岸からイメージされる湘南とはやや区域が異なっています。
直接の駅名としての湘南はなく、広い地域としての総称となっています。
まとめ
江ノ島は湘南の一部と言えますが、湘南の範囲はかなり広く、直接の駅名はない地域で、東海道本線の沿岸がイメージしやすい地域と言えます。
江ノ島、湘南ともにマリンスポーツが盛んです。
風景がよく、映画やドラマ、音楽のテーマになることもある地域ながら、東京や横浜のアクセスは良い地域と言えます。