「機運」と「気運」はどちらも同じ読み方ですが、一体どの様に違うのでしょうか。
それぞれの言葉の意味と使い方についても紹介します。
「機運」とは?
「機運」の意味と使い方について紹介します。
意味
「機運」の意味は、「ものごとのめぐり合わせやタイミングが良い状態のこと」です。
何か行動を起こす時に「今が一番良い」と感じる時点を表します。
使い方
「機運」は、チャンスがやってきたり、周囲の状況が整っている「特定の時機」に対して使います。
やりたいことをやったら必ず成功すると思われる瞬間を表し、行動をすれば全てのものごとが上手く流れる様になっていると感じる時の表現です。
「気運」とは?
「気運」の意味と使い方について紹介します。
意味
「気運」の意味は、「ものごとがある方向へ流れている状態や、勢いのこと」です。
現在の状況がある方向へ流れている時に、漠然と感じる勢いや雰囲気のことを言います。
使い方
「気運」は理屈では説明できないけれども、時代や風潮の波に乗っていると感じる時に使います。
科学的根拠や裏づけなどはないのですが、全体的な流れがその様になっている時の表現です。
良い方向性が感じられる時には「気運が高まる」と言います。
「機運」と「気運」の違い!
機運は、「よい時機やチャンスであること」です。
気運は、「その様な流れになっている状態」です。
2つの違いは、「特定の時であるか、流れであるか」という点です。
まとめ
「機運」と「気運」は、時間的な捉え方が全く違う言葉です。
「今だ」と思うのが「機運」で、「良い流れだ」と思うのが「気運」です。
