「直上」と「真上」の違いとは?分かりやすく解釈

「直上」と「真上」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「直上」「真上」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「直上」とは?

「直上」とは?

「直上」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「直上」「ちょくじょう」と読みます。

「直上」は、「すぐ上」という意味があります。

何かのすぐ上の物や人を、直腸と呼びます。

例えば、係長がすぐ上の上司である次長を指すとき、「A次長が、私の直上の上司です」など言うことができます。

次に「直上」には、「まっすぐに上昇すること」という意味があります。

例えば、煙草の煙は、無風ならば、まっすぐに上昇していくかもしれません。

この煙の様子を、「煙草の煙が直上していく」などと言い表すことができます。

また、ブルーインパルスなどが空を駆けるとき、低空飛行から一気に、まっすぐに上昇していくことがあります。

このような場面を、「ブルーインパルスが、低空飛行から、一気に直上していく」と表現することができます。

「真上」とは?

「真上」とは?

「真上」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「真上」「まうえ」と読みます。

「真上」は、「まっすぐ上。

すぐ上」
という意味があります。

反対語は「真下(ました)」になります。

ロケットがまっすぐ上に打ち上げられていく様子を見たとき、「ロケットが真上に発射される」と言うことができます。

また、自分の体のまっすぐ上のあたりで、カラスが糞をしたとき、体に糞がかかってしまうかもしれません。

このような場合、「カラスが真上で糞をしたため、体にかかってしまう」などと言うことができます。

さらに、マンションの上の、すぐ上の部屋で工事をしている時、騒音が気になるかもしれません。

このような場面は、「マンションの真上の部屋で工事をしているため、騒音が気になる」などと言うことができます。

「直上」と「真上」の違い

「直上」と「真上」の違い

「直上」「真上」の違いを、分かりやすく解説します。

「直上」は、「すぐ上」という意味があります。

「真上」は、「まっすぐ上。

すぐ上」
という意味があります。

どちらも「すぐ上。

まっすぐ上」
を意味する言葉になります。

ただし「直上」「すぐ上に上がる」という「動詞」としての意味を持ちます。

「風船が直上する」という文章は、それだけで、風船がまっすぐ上に上がるという意味がありますが、「真上」を使う場合は、「風船が、真上に上がる」というように、「上がる」という動詞を使う必要があります。

このように、「直上」「真上」はよく似た意味を持つ言葉ですが、「直上」は動詞として使うことがあるという違いがあります。

まとめ

まとめ

「直上」「真上」の違いについて見てきました。

「直上」「真上」には「すぐ上」という共通した意味がありますが、「直上」に限り、動詞で使うことができるという違いがありました。

2つの言葉の微妙な差を知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。