「別れ別れ」と「離れ離れ」の違いとは?分かりやすく解釈

「別れ別れ」と「離れ離れ」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「別れ別れ」「離れ離れ」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「別れ別れ」とは?

「別れ別れ」とは?

「別れ別れ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「別れ別れ」「わかれわかれ」と読みます。

「別れ別れ」「互いに離れ離れになること。

また、その様子」
という意味があります。

例えば、夫婦で映画を見に行くとき、二人の映画の趣味が違う場合があります。

そこで、違うスクリーンで別れて映画を見る時、「映画館で別れ別れになり、互いに好きな映画を見る」などという文章にできます。

また、一緒に旅をしてきた二人が、分岐点に差し掛かり、別の方角に進むとき、「分岐点で別れ別れに進むことになる」などと言うことができます。

さらに、親と子供が別の部屋で眠っているものの、雷が鳴る夜などに、子供が怖くなり、親と一緒に寝たがる場合は、「別れ別れに寝るのが怖いと、子供が親の布団にやってくる」などという文章にすることができます。

「離れ離れ」とは?

「離れ離れ」とは?

「離れ離れ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「離れ離れ」「はなればなれ」と読みます。

「離れ離れ」「互いに離れた状態になること。

その様子」
という意味があります。

例えば、親が離婚したことにより、一方は父親と暮らし、一方は母親と暮らすというように、兄弟が分かれた状態になる時、「親の離婚で、兄弟が離れ離れになる」などと言うことができます。

また、小学生時代の親友と、転校することになり、離れた状態になる時、「転校をして、親友と離れ離れになった」などという文章を作ることができます。

さらに、実家暮らしをしていた子供が、就職したのを機に一人暮らしを始める時、親と子供が離れた状態になります。

そこで、「一人暮らしを始めて、親と子供が離れ離れになる」などと言うことができます。

「別れ別れ」と「離れ離れ」の違い

「別れ別れ」と「離れ離れ」の違い

「別れ別れ」「離れ離れ」の違いを、分かりやすく解説します。

「別れ別れ」「互いに離れ離れになること。

また、その様子」
という意味があります。

一方で「離れ離れ」「互いに離れた状態になること。

その様子」
という意味があります。

「別れ別れ」の意味に、「離れ離れ」という言葉が入っているように、2つの言葉は同義語と言うことができます。

ただし「別れ別れ」「たがいに別れる」という意味があり、「離れ離れ」「互いに離れる」という意味があるため、若干の意味の違いがあります。

例えば、「心が離れた二人」がいるとき、「心が離れ離れになる」と言うことができますが、「心が別れ別れになる」とは言いません。

このように、「別れ別れ」「離れ離れ」には、若干の意味の違いがあります。

まとめ

まとめ

「別れ別れ」「離れ離れ」の違いについて見てきました。

2つの言葉は同義語ですが、少しだけ意味に違いがあることを知っておきましょう。

そうすることができちんと使い分けることができるようになりそうです。