「無双」と「無敵」の違いとは?分かりやすく解釈

「無双」と「無敵」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「無双」「無敵」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「無双」とは?

「無双」とは?

「無双」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「無双」「むそう」と読みます。

「無双」は、「2つとないこと。

並ぶものがないほど優れていること」
という意味があります。

例えば、「天下無双」という言葉には、この天下に並ぶものがいないくらい優れているという意味があり、天下一という意味があります。

「無双の力」という場合は、他に並ぶものがいないくらいの力を持つことを意味します。

次に「無双」には、「衣服の表と裏を同一の布地で仕立てること」という意味があります。

さらに「無双」には、「相撲で、相手の差し手を抱え、手を相手の内またなどにあてて、ひねって倒す技」という意味があり、「内無双」というわざと「外無双」という技があります。

「小兵力士が大型力士に、無双を切り、倒す」などという文章を作ることができます。

「無敵」とは?

「無敵」とは?

「無敵」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「無敵」「むに」と読みます。

「無敵」「非常に強くて敵対する者がいないこと。

また、対抗できるものがいないこと」
という意味があります。

「天下無敵」という言葉には、とても強くて、この天下には対抗できる人がいないことを示唆する言葉になります。

また、ラーメンを食べたときに、とても美味しくて、他のラーメン店では太刀打ちできないと感じた場合は、「このラーメンは無敵だ」などという感想を言うことができます。

さらに、ボクシングのチャンピオンが、どのような挑戦者を迎えても、簡単に倒してしまうようなとき、「無敵のチャンピオン」などと言われることになります。

他にも、「無敵艦隊」「無敵の人」などという文章を作ることができます。

「無双」と「無敵」の違い

「無双」と「無敵」の違い

「無双」「無敵」の違いを、分かりやすく解説します。

「無双」は、「2つとないこと。

並ぶものがないほど優れていること」
という意味があります。

「無敵」「非常に強くて敵対する者がいないこと。

また、対抗できるものがいないこと」
という意味があります。

このように、とても似た意味を持つ言葉になります。

ただし「天下無敵の男」という場合は、基本的に「強いこと」に特化していて、天下に並ぶ人がいないくらい喧嘩などが強い人を指す言葉になります。

一方「天下無双の男」という場合は、天下に並ぶ人がいないくらい、強いかもしれませんし、美貌の持ち主なのかもしれませんし、統治能力が優秀なのかもしれません。

このように、「無敵」は力や技などが強いことを意味しますが、「無双」は、様々な能力が卓越していることを意味する言葉になります。

まとめ

まとめ

「無双」「無敵」の違いについて見てきました。

2つの言葉には、明確な意味の違いがありました。

違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。