この記事では、バンダイが発売するアクションフィギュアシリーズの「S. H. Figuarts」と「S. H. Figuarts真骨頂シリーズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「S. H. Figuarts」とは?
「可動によるキャラクター表現の追求」をテーマに、「造形」「可動」「彩色」とあらゆるフィギュアの技術を凝縮した手の平サイズのスタンダードフィギュアシリーズという公式のキャッチコピーがあり、仮面ライダーやウルトラマンなどの特撮ヒーロー、マーベルの実写映画のキャラクター、アニメキャラクターやリラックマ、ハローキティなどのキャラクターが発売されていることも特徴で、等身などが人の形からやや離れたキャラクターも発売されています。
近年の仮面ライダーなどでは必殺技などで発生するエフェクトも再現されています。
S. H. Figuarts自体は2008年から発売を開始しており、当初は税込み2480円でしたが現在は人件費の高騰などもあり、7000円前後の価格帯になっています。
発売された総数は1300を超えており、基本的に再販はなく、欲しいと思ったらその時点で買うことを考えるべき商品です。
テレビ放送番組と連動して発売スケジュールが組まれているわけではなく、特撮戦隊ヒーローの2021年3月から放送の作品ゼンカイジャーの主役ヒーローゼンカイザーは2022年5月に発売予定となっていて、仲間のヒーローに関してはゼンカイザー発表時点では登場未定です。
S. H. Figuartsは量販店などで買える店頭のもの販売もあればプレミアムバンダイ限定の通販のものもあります。
「S. H. Figuarts真骨頂シリーズ」とは?
「真骨彫製法」とは、表面的ではなく骨格から造形を行い、ヒーロー本来の「存在感」とフィギュアとしての「自然な可動」の両立を追求した新製法である。
というキャッチコピーのもと、骨格モデルから肉体モデル、そしてヒーロの体型という造形の検討やスーツアクターから3Dスキャンを行う製法となっており、仮面ライダーやウルトラマンなど、スーツアクターが演じるタイプのヒーローが立体化されています。
サイズはS. H. Figuartsとほぼ同等です。
価格帯は2021年の製品で7000円前後とS. H. Figuartsと大差ありません。
商品数は80程度と少なくなっています。
「S. H. Figuarts」と「S. H. Figuarts真骨頂シリーズ」の違い
「S. H. Figuarts」と「S. H. Figuarts真骨頂シリーズ」の違いを、分かりやすく解説します。
S. H. Figuartsはバンダイの13cm~15cm程度のフィギュアシリーズで特撮ヒーローからアニメキャラクター、ハローキティなどのキャラクターなど非常に広範囲に製品化されています。
S. H. Figuarts真骨頂シリーズは人体の再現によりこだわったシリーズでスーツアクターが演じるキャラクターに限定して作られています。
価格帯は近いものがあり、並べて遊ぶこともサイズ的に可能です。
まとめ
「S. H. Figuarts」と「S. H. Figuarts真骨頂シリーズ」は同等サイズのフィギュアシリーズでラインナップが豊富なのがS. H. Figuarts、人体表現にこだわったものがS. H. Figuarts真骨頂シリーズで、同一キャラクターがふたつのシリーズで同時期に発売されることはありませんが、同一キャラクター製品を比較すると完成度はS. H. Figuarts真骨頂シリーズの方が高いと言えます。