「各月」と「毎月」の違いとは?分かりやすく解釈

「各月」と「毎月」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「各月」「毎月」の違いを分かりやすく説明していきます。

似た印象の2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「各月」とは?

「各月」とは?

「各月」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「各月」「かくげつ」と読みます。

「各月」は、「毎月。

月々」
という意味があります。

例えば、毎月何かしらの目標を掲げて生活を送っている人がいるかもしれません。

このような場合は、「各月ごとの目標をクリアすることを目指している」などと言うことができるかもしれません。

また、毎月、25日ころに、給料が振り込まれるという人もいるでしょう。

このような場合は、「各月25日に、給料が振り込まれます」などと言うことができます。

またプロ野球では、月ごとに優秀だったプレイヤーを選出して、表彰しています。

このような時、「各月の優秀なプレイヤーを決める、月間MVP」などという文章を作ることができます。

また日本では毎月、「和風月明(わふうげつめい)」が決められています。

このとき「1月は睦月、2月は如月というように、各月の名前がついている」などという文章を作ることができます。

「毎月」とは?

「毎月」とは?

「毎月」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「毎月」「まいつき」と読みます。

「毎月」は、「月々。

月ごと」
という意味があります。

例えば、月刊雑誌で小説を連載している人の仕事ぶりは、「毎月、雑誌の締め切りに追われながら小説を書いている」などと言うことができます。

また、離婚をした男性が、元妻と子供に、養育費を支払っている場面では、「毎月、子供に対して3万円、養育費を支払っている」などという文章にできます。

さらに、月ごとに、ハワイに遊びに行くような人がいる時、「毎月のようにハワイに遊びに行っている人」と言うことができます。

他にも、月ごとに必ずしていることがある人は、「毎月のように、必ずすることがある」という文章にすることができます。

「遠距離恋愛の彼氏と、毎月の月末に会うようにしている」「毎月のようにお金が足りない」などという文章にできます。

「各月」と「毎月」の違い

「各月」と「毎月」の違い

「各月」「毎月」の違いを、分かりやすく解説します。

「各月」は、「毎月。

月々」
という意味があります。

一方で「毎月」は、「月々。

月ごと」
という意味があります。

「各月」の意味に「毎月」が含まれているように、基本的に「各月」「毎月」は同じ意味を持つ同義語と考えることができ、自由に入れ替えて使うことができます。

「各月、給料が振り込まれる」「毎月、給料が振り込まれる」という文章は、同じ意味があり、違いがありません。

このように「各月」「毎月」は同義語となります。

まとめ

まとめ

「各月」「毎月」の違いについて見てきました。

2つの言葉には、意味の違いがない、同義語だということが分かりました。

自由に言い換えることができるため、自分の好みで「各月」「毎月」を使い分けてみてはいかがでしょうか。