メッセージを送ったのに、相手から反応されないことがあります。
この記事では、「既読スルー」と「未読スルー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「既読スルー」とは?
「きどくするー」と読み、メッセージを読んでいるのにもかかわらず、返信が無いことをいいます。
もともと、スマートフォンでメッセージや通話などのやり取りが出来るサービスの「LINE」で、メッセージを送った際、既読が付いているのに返信が来ないことを表した俗語です。
LINEでは、送ったメッセージを相手が確認すると、「既読」という文字が表示されます。
それによって、相手が確認していることが分かりますが、その後、返信が来ないと、スルーされている状態になります。
他に、「既読無視」、「既読ブッチ」と言うこともあります。
「ブッチ」とは、無断で休むこと、連絡を絶つことを指す言葉です。
「既読スルー」の使い方
最初にメッセージを送った側が、使う事が多い言葉です。
メッセージを受けた側が、使うこともあります。
LINEに限らず、郵便物やメールに対し使う場合もあります。
返信に対する返信などの、返事のいらないときには、あまり使用しません。
「未読スルー」とは?
「みどくするー」と読み、メッセージを読んでいない状態でスルーすることです。
LINEでメッセージが来た場合には、確認すると「既読」という文字が表示されます。
しかし、まだ確認していない場合や、確認しないようにしている場合は、表示されないので、未読ということになります。
「未読スルー」の使い方
メッセージが放置されている時に使用します。
こちらも、返事を必要としない場合には、あまり使用しません。
「既読スルー」と「未読スルー」の違い
相手が、メッセージを読んでいるのか、読んでいないのかという違いがあります。
既読にもかかわらず、返信が来ない場合には、返信に時間がかかる、返信の必要が無いと思われている、返信したくないなどの理由が考えられます。
それに対し、「未読スルー」の場合は、スマートフォンを確認していないことや、相手からブロックされていることなどが考えられます。
「既読スルー」の例文
・『彼氏から既読スルーされているのが辛い』
・『既読スルーする人の気持ちがよく分からないので、対応に困ります』
「未読スルー」の例文
・『子どもから、もう一週間も未読スルーされているので、いい加減心配になってきた』
・『彼女から、未読スルーや電話を無視されているので、もう脈なしかなと思っています』
・『デートのドタキャンも許してあげたのに、LINEを未読スルーされて一ヶ月になります』
・『未読スルーするのは人としてどうかと思ったけれど、相手のスマートフォンが壊れているだけだった』
まとめ
この二つの言葉は、どちらも送ったメッセージに返信がない状態のことを言います。
違いは、メッセージに「既読」の文字が付いているかどうかです。