この記事では、「だるい」と「めんどくさい」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「だるい」とは?
「だるい」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「だるい」は「怠い」と漢字表記します。
「だるい」は「疲れや病気などで、体を動かすのがおっくうである」という意味があります。
例えば前日に肉体労働をした、次の日の午前中などに、体を動かすのがおっくうだと感じたら、「肉体労働の次の日は、体がだるい」などという文章を作ることができます。
また、風邪をひいてしまったとき、何となく体を動かすのがおっくうになり、会社などに行くのがしんどくなります。
このような時の身体の状況を、「風邪をひいて体がだるい」などと言う文章にできます。
さらに、体を動かすのがおっくうだけれど、仕事が積み重なっていて何とかこなさなければならい場合は、「だるいけれど、仕事をしないわけにはいかない」などと呟くことになります。
「だるいから、エナジードリンクを飲もう」などと呟く人もいるでしょう。
「めんどくさい」とは?
「めんどくさい」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「めんどくさい」は「面倒臭い」と漢字表記します。
「めんどくさい」は、「たいそう面倒である。
いかにも面倒に感じられる」という意味があります。
「面倒」には、「手間がかかったり、解決が容易でないなどして、煩わしいこと」という意味があります。
何かをしようとするときに、手間がかかりそうだと感じたり、トラブルなどを解決するのが面倒だと思った時、「めんどくさい」となります。
例えば、暇がある時に、読書をしようとしたけれど、本の内容が難しく、読解するのに手間がかかりそうだと思った場合は、「読書をしようとしたが、めんどくさいのでやめた」などと言う文章にできます。
また、友達と口論になった時、口論を終わらせるのが難しく、煩わしいと感じた場合は、「口論が終わらなくて、めんどくさい」となります。
他にも、「めんどくさい手続き」「めんどくさい事件を起こす」などという文章を作ることができます。
「だるい」と「めんどくさい」の違い
「だるい」と「めんどくさい」の違いを、分かりやすく解説します。
「だるい」は「疲れや病気などで、体を動かすのがおっくうである」という意味があります。
一方で「めんどくさい」は、「たいそう面倒である。
いかにも面倒に感じられる」という意味があります。
このように、どちらも何かをする気が起こらない、おっくうな感じを意味する言葉になります。
ただし、おっくうな理由が「だるい」は「疲れや病気」なのに対して、「めんどくさい」は、「手間がかかりそうだから」という違いがあります。
まとめ
「だるい」と「めんどくさい」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、明確な意味の違いがありました。
意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。