この記事では、「収集」と「蒐集」の違いを分かりやすく説明していきます。
「収集」とは?
「収集」は、単に物を集めることで、物を集めるという行為自体に意味があります。
その上で何故物を集めるのかという目的の達成については不明で、集めたいから集めるというのが収集です。
その上で「ゴミ収集車」という言葉がありますが、あれは解釈上ゴミを集めたいから集めているという解釈で目的については、明確に街をゴミだらけにしないようにという目的があります。
しかし、「ゴミ収集車」の目的の達成についてはゴミを廃棄することが目的で「収集」の中には目的がはっきりしている者も存在するのです。
「蒐集」とは?
「蒐集」は、物を集めるという行為をコレクションという形で置き換えて集める行為です。
よって「収集」は別に目的がなくものを集める行為でしたが、こちらは、明確にコレクションをするという目的があり集めるという行為の先があります。
「収集」と「蒐集」の違い
「収集」と「蒐集」の違いは、単に物を集める行為で目的の達成が無いかコレクションするという目的をもって先を見据えているかどうかです。
「収集」は、実のところ、目的が存在しないとも言え集めるという行為に終わりがないです。
ですが、「蒐集」には目的の達成という終わりが存在し、コレクションが完成すればそれで終わりになります。
「収集」の例文
・『ゴミ収集車がまだゴミの回収に来ない』
この例は、ゴミを集める車がまだ来ないという例です。
「収集車」は、目的を持っていますが、目的自体が終わることがない目的なのでこのケースでは「収集」が望ましいです。
逆に、目的が達成され、目的の更新がない場合、「蒐集」でよいでしょう。
「蒐集」の例文
・『コンバットチョロQを蒐集する』
この例は、コンバットチョロQというおもちゃを集めてコレクションするという例です。
この商品は宝が過去に発売していた商品で現在では作られていない商品になり、それをコレクション目的で集めようとしています。
「蒐集」は目的があり、このケースはおもちゃのコレクションの完成にあり、目的が達成できるものであると判断しているが故「蒐集」としています。
まとめ
「収集」と「蒐集」とについては、目的がそもそもあるのか達成できるのかという違いが大きいです。
その為、ゴミ屋敷などは「収集」した物扱いになりこれはコレクションではなく目的無く集めた何かです。
逆に「蒐集」は目的が明確でコレクションしたいという欲があり、この欲が完成すれば目的が達成したとなります。
よって「蒐集」という言葉は目的があり、かつ目的が達成可能な物でないとなりません。
その為、コレクションをする過程でこれはとてもすべてをそろえることができないと判断した場合、集めるという行為を放棄すれば「蒐集」は中途半端なコレクションで終わってしまいます。
そうした意味では、何でもかんでも集めるという「収集」の方が終わりがない分集める物によってはとんでもないことになりやすいのです。