「同様」と「同じ」の意味はどの様に違うのでしょうか。
それぞれの意味と使い方について紹介します。
「同様」とは?
「同様」の意味と使い方について紹介します。
意味
「同様」は「同じであるさま」「ほとんど同じであるさま」という意味です。「同」は「おなじであること」「等しいこと」という意味があります。
「様」は「姿や形」「ありさま」「方法・やり方」「理由・事情」という意味です。
使い方
「同様」は、全く同じという意味ではなく、「ほとんど同じ」「同じに等しい」という意味です。
対象とするもの同一なのではなく「違うけれどもほぼ同じ」という意味で使われます。
「同様に」と使う場合、その前にでてきた事柄とほぼ同じ状態であることを表します。
「同じ」とは?
「同じ」の意味と使い方について紹介します。
意味
「同じ」の意味は「別ではなく全くそのものであること」「2つ以上のものが内容や状態に区別がないこと」です。
対象となるもの同士の姿かたちや素材・性質などが一であることを表しています。
使い方
「同じ」は、比較する2つ以上のものに違いがない時に使います。
姿や形があるものだけではなく、内容や考え、雰囲気など目に見えないものに対しても使われます。
「同じく」と使う場合、その前にでてきた事柄を復唱するのを省く意味で使われます。
「同様」と「同じ」の違い!
「同様」は「ほとんど同じ」です。
「同じ」は「内容や状態に違いがないこと」です。
2つの違いは「ほぼそうであるか、全くそのものであるか」という点です。
まとめ
「同様」と「同じ」はニュアンス的に違いがあります。
ビジネスなど正確性が問われるシーンでは使い分けに注意しましょう。