「不死」と「不滅」の違いとは?分かりやすく解釈

「不死」と「不滅」の違い言葉・カタカナ語・言語

「不死」「不滅」は意味が似ていますが、どの様に使い分けるのでしょうか。

それぞれの意味と使い方についても併せて紹介します。

「不死」とは?

「不死」とは?

「不死」の意味と使い方について紹介します。

意味

「不死」の意味は、「いつまでも生命が失われることがないこと」という意味です。

年を取らなかったり、年を取り続けても生き続けることを言います。

「不」「~でない」「~」しない」「~がない」「~が悪い」などの意味があります。

「死」「生命活動が失われること」と表します。

使い方

「不死」「不老不死」と四字熟語で使われることが多くなります。

「不老不死」とは「老いることなく、死ぬことがない」という意味です。

「不死」は、いつまで経ってもその肉体で生き続けることを言い、更に強靭な肉体である場合は「不死身」と言います。

「不滅」とは?

「不滅」とは?

「不滅」の意味と使い方について紹介します。

意味

「不滅」の意味は、「そのものの本質や魂がいつまでも存続し続けること」という意味です。

本体がなくても、その真髄となるものは滅びることがない時の表現です。

使い方

「滅」は、「仏教語で煩悩や苦悩が消えること・悟りの境地・仏滅」「消え失せること」という意味があります。

「不滅」は、肉体が滅びないのではなく、肉体が滅んでも、その信念や魂などの主体は滅びない、という意味です。

人の生命だけではなく、様々な主義主張などにも使われます。

「不死」と「不滅」の違い!

「不死」と「不滅」の違い!

「不死」「いつまで経っても死なないこと」です。

「不滅」「肉体が失われてもなくならないもの」です。

2つの違いは「生命活動か、魂か」という点です。

まとめ

まとめ

「不死」「不滅」は微妙にニュアンスが違います。

ヒーローの名言などに使われるので覚えておきましょう。