この記事では、「転身」と「転職」の違いを分かりやすく説明していきます。
「転身」とは?
「転身」は、自分の身を翻して敵の猛攻を交わすことです。
もしくは、職業を大きく変えることも「転身」と呼びます。
「転職」とは?
「転職」は、いま抵触している職業から別の職業に乗り換えることです。
なお、職業を乗り換える理由については様々で、新しいスキルの獲得やシビアに働いている会社のお給料が少ないことを嘆いて、同じ系統のお仕事に鞍替えすることも「転職」と呼びます。
「転身」と「転職」の違い
「転身」と「転職」の違いは、敵からの攻撃をかわすという意味を持ったうえで「転職」と同じ意味を持ちますが、「転職」はあくまでお仕事に関することのみしか意味を示しません。
よって違いは、敵の攻撃をかわすという意味を持っているか否かです。
「転身」の例文
・『敵の猛攻が激しい、ここは一度転身しよう』
この例は、敵の攻撃に反撃する手段がないが故、一度身をかわして逃げようという意味です。
「転身」は、敵の攻撃をかわすと言えば聞こえが良いのですが、単なる撤退のことを意味します。
よってこの例では、撤退を余儀なくされています。
・『清掃員から、IT企業の社員へと転身する』
この例は、大きく職業が変わっています。
このように大きく職業が変わったことは、「転身」と呼ぶとよいでしょう。
何故なら、「転身」は大きく職業が変わることを意味するので「転職」より大きく職業が変わったねという印象を与えます。
「転職」の例文
・『転職に失敗する』
この言葉は、職業を変えることや自分が行っている仕事と同じような仕事をしている会社に乗り換えることを失敗したという例です。
「転職」は、失敗する可能性もあり、こうした場合再度「転職」を行うのですが、転職を繰り返す人は企業からすれば評価は低くなり、何故何度も職業を変えているのかという疑問を強く企業は持ちます。
・『転職斡旋所』
この言葉は、お仕事を変える際、そのお仕事を探してもらえる場所のことです。
なお、斡旋所は登録者に対してお仕事を斡旋し、斡旋に対しては個別にカウンセラーや顧問が付くことでお仕事探しをサポートします。
まとめ
「転身」と「転職」については、「転身」は撤退するという意味があり、これについては、敵の猛攻などから逃げるという意味であるが故、撤退であると解釈します。
その中に、別の仕事に定植するという意味があるのも「転身」で「転身」の場合は全く別の業種に代わる際に「転職」という言葉と分けて使用するとよいでしょう。
「転職」はいわば今行っているお仕事と同じお仕事を行っている会社にお給料が良いというだけで鞍替えという形で会社を乗り換えることも「転職」なので会社を乗り換えるのではなく、まったく別の業種にお仕事を変えるとしたいのであれば、「転身」を使用するとよいです。
「転身」は軍事ゲームなどにおいて撤退することを意味しますので、恐らくたいていの人はこちらの意味しか知らないと思われます。
