この記事では、北海道の地域の区分である「道東」と「道央」の違いを分かりやすく説明していきます。
「道東」とは?
北海道の東側の区分で、釧路市、帯広市、北見市、網走市、紋別市、根室市、美幌町、津別町、斜里町、清里町、小清水町、訓子府町、置戸町、佐呂間町、遠軽町、 湧別町、滝上町、興部町、西興部村、雄武町、大空町、音更町、士幌町、上士幌町、鹿追町、新得町、清水町、芽室町、中札内村、更別村、大樹町、広尾町、幕別町、池田町、豊頃町、本別町、足寄町、陸別町、浦幌町、釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、鶴居村、白糠町、別海町、中標津町、標津町、羅臼町で構成されています。
観光地としては阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖、知床半島や釧路湿原、網走や紋別での流氷も有名です。
近年ではひがし北海道という呼称もありますが地域的な差は大きくなく、観光のアピールとしての言葉とも言えます。
オホーツク地区、十勝地区、根室・釧路地区という分割した表記も見られます。
テレビ局は北見、釧路、根室で中継局などの区分がありますが、局の名前そのものが違うほどの差異はありません。
「道央」とは?
北海道の中央に当たる地域区分で、札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、滝川市 、砂川市、歌志内市、深川市、南幌町、奈井江町、上砂川町、由仁町、長沼町、栗山町、月形町、浦臼町、新十津川町、妹背牛町、秩父別町、雨竜町、北竜町、沼田町、小樽市、島牧村、寿都町、黒松内町、蘭越町、ニセコ町、真狩村、留寿都村、喜茂別町、京極町、倶知安町、共和町、岩内町、泊村、神恵内村、積丹町、古平町、仁木町、余市町、赤井川村、室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、豊浦町、壮瞥町、白老町、厚真町、洞爺湖町、安平町、むかわ町で構成されています。
札幌が北海道の政治経済文化交通の中心といえ、札幌を含む道央も中心地区ということもできます。
観光のポイントは小樽、札幌、ウィスキーで有名な余市、夕張、洞爺湖などが挙げられ、スキーでニセコも有名です。
北海道画の面積の3割近くを占めています。
「道東」と「道央」の違い
「道東」と「道央」の違いを、分かりやすく解説します。
道東は北海道の東側、道央は中央からやや西寄りの地域で、道央は札幌を含むため文字通り北海道の中央ということができます。
道東は人口の多い土地ではありませんが、自然による観光スポットが多くなっており、釧路湿原や世界遺産になった知床半島などが有名です。
道東、道央ともに非常に広いため、天気予報で道東や道央での区分はありますが、その中でさらに市町村ごとの天気予報の区分があります。
なお、道東と道央は地域的な区分であり、地理的にも使われる言葉ですが住所の表記には使われておらず、県における県央などと同じ扱いと考えて良いでしょう。
まとめ
道東と道央は都市としてはひとくくりに出来る広さとは言えないものの、札幌が存在することで道央がより大規模なものと言えます。
道東はオホーツク海に面している地域もありより観光が盛んな土地ということができます。