「宮益坂」と「道玄坂」の違いとは?分かりやすく解釈

「宮益坂」と「道玄坂」の違い地域

渋谷といえば、東京の中でも特に若者が利用する駅として有名です。

駅前のスクランブル交差点は、ハリウッド映画にも登場し、今や日本だけではなく、世界中で有名です。

その交差点から伸びるのが道玄坂であり、名前の通り谷底にある渋谷には他にもたくさんの坂があります。

この記事では、「宮益坂」「道玄坂」の違いを分かりやすく説明していきます。

「宮益坂」とは?

「宮益坂」とは?

「宮益坂」とは、東京都渋谷駅の東側に伸びる坂道のことで、渋谷周辺を代表する道の一つです。

起点は渋谷駅東口前渋谷ヒカリエの北側の「宮益坂下」で、終点は国道246号線の青山通りと交わる「宮益坂上」です。

名称は坂の途中にある御嶽神社(御岳権現)の「お宮の御利益」から取って「宮益」となりました。

ハチ公口方面に比べると人通りは多くはありませんが、青山から表参道に向かう道なので、ハチ公方面よりも多少年齢層が高い人々が通行している道です。

「道玄坂」とは?

「道玄坂」とは?

「道玄坂」とは、東京都渋谷駅の西側、ハチ公口からSHIBUYA109の左側に続く坂道で、渋谷だけではなく、日本中、あるいは世界中で最も有名なスクランブル交差点の先にあります。

起点はスクランブル交差点の「道玄坂下」で、終点は国道246号線、玉川通りと交わる「道玄坂上」です。

名前の由来には諸説ありますが、ここにあった「道玄庵」の名前、あるいは「大和田太郎道玄」の名前と言われています。

両側には109などの東急系の大型ビルや、幅が狭い小さなビルなども立ち並び、特に若者の通行率は極めて高い道と言えます。

「宮益坂」と「道玄坂」の違い

「宮益坂」と「道玄坂」の違い

「宮益坂」「道玄坂」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの坂道は実際には繋がっている同じ道です。

名前の違いは渋谷駅の東側部分を「宮益坂」、西側部分を「道玄坂」と呼んでいるだけです。

渋谷駅が一番低い位置なので、両方とも登っていく形になります。

合わせて1kmちょっとで、両側はともに国道246号線につながっています。

面白いことに、この246号線も渋谷を起点に「青山通り」「玉川通り」と呼ばれて、それぞれがつながっている坂も違います。

「宮益坂」の例文

「宮益坂」の例文

「宮益坂」の例文は以下のようになります。

・『宮益坂の中心は御嶽神社で、名前もこの神社からきています』
・『宮益坂の起点から新しい高架の歩行者デッキが作られています』

「道玄坂」の例文

「道玄坂」の例文

「道玄坂」の例文は以下のようになります。

・『道玄坂の両側には小規模のさまざまなビルが立ち並んでいます』
・『道玄坂の上には、さまざまな種類の店舗が並ぶ百軒店があります』

まとめ

まとめ

この記事では、「宮益坂」「道玄坂」の違いを、解説してきました。

渋谷駅が谷底であることから、周辺にはこの2つ以外にも坂がたくさんあります。

ハチ公口の正面からの最も人通りが多いセンター街やそこからつながるスペイン坂、渋谷区役所方面への公園通りも坂ですし、109の右側を東急デパートに進む文化村通りも坂です。

従って、この辺りを行ったり来たりすればかなりの運動になります。

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