「クレヨン」と「色鉛筆」の違いとは?分かりやすく解釈

「クレヨン」と「色鉛筆」の違い言葉・カタカナ語・言語

「クレヨン」「色鉛筆」は、共に子供のお絵描き道具として人気です。

「クレヨン」とは?

「クレヨン」とは?

「クレヨン」は、顔料と蝋から作られる棒状の筆記具で、それ自体全てを塗料として使い切れるのが特徴となっています。

原料が顔料なので、水に溶けることはなく、主に子供が好んで使いますが、プロの画家がこれを使って描くこともあります。

これが発色よく付着するのは画用紙で、プロの画家もよくそれに対して使っています。

蝋が含まれる為、ある程度の撥水性があり、これで描いた絵や文字は多少水に塗れた程度で落ちることはありませんが、その含有量や顔料の性質によっても違うことから、遭えて水による色落ちを利用した技法というものも存在します。

逆に、これで描かれたものを完全に消し去るのは困難で、特に紙類に掛かれたものはまず綺麗には落ちません。

「色鉛筆」とは?

「色鉛筆」とは?

「色鉛筆」とは、様々な色が付いた鉛筆のことです。

通常の鉛筆と言えば、鉛を主原料とした筆記具ですが、「色鉛筆」には顔料が使われており、言葉と見た目はよく似ていますが、塗料としては別物だと考えていいでしょう。

よって、色鉛筆で書かれたものは消しゴムで簡単に消すことはできず、使ったとしても少々薄くできる程度に留まってしまいます。

そして、その場合にこすった部分に色が分散する為、これもまた、そのような技法の1つとして使われることがあります。

多少油分が含まれていますが、「クレヨン」まではいかない為、鉛筆と同様に紙類以外にこれで何かを書くことは難しい場合が多いです。

「クレヨン」と「色鉛筆」の違い

「クレヨン」と「色鉛筆」の違い

この2つは、見た目が似ていることもありますが、「クレヨン」はその全てを使い切れる点と、蝋が含まれている為に発色がよく、落としにくいという違いがあります。

「色鉛筆」で書いたものは、「クレヨン」のそれと比較すると薄く見え、書かれた(描かれた)後からでもどちらが使われたのか区別できるでしょう。

まとめ

まとめ

「クレヨン」「色鉛筆」は、共に絵を描く為に使われる筆記具ですが、このような違いがあります。