「最初」と「初め」の言葉の意味と違いをご存知でしょうか。
ここでは、それぞれの言葉の意味と、違いを丁寧に説明しています。
では一緒に見ていきましょう。
「最初」とは?
「最初」とは、いちばんはじめという意味になります。
「物事は最初が肝心だ」などと言いますのは、いちばんはじめにすることが大事で、決まるという意味でよく使われる言い回しでしょう。
また「最初で最後」とは、それ一度きりであるという意味になります。
二度とはないという意味で使います。
「初め」とは?
「初め」とは複数の意味がある言葉です。
物事をはじめたばかりの時、物事の起源、起こりという意味で使います。
また多くのものがあり、その中で第一番目という意味でもあります。
「初めは白を買ってその次は赤、青と色々買った」「初めて会ってから、何年目になるか」などと使います。
「最初」と「初め」の違い!
「最初」と「初め」、それぞれの言葉の意味を説明しました。
どちらも同じような意味で気にしていないという人もいるかと思いますが、意味に違いがありますので使い分けは必要となります。
まず「最初」とはいちばんはじめという意味になります。
意味合いはこれだけですので覚えやすいとも言えます。
一方で「初め」です。
こちらは時間的なことを表す言葉ですが、多くのものがあり、その中で一番目という意味で使われます。
例えば「初めて会った時」などと使いますが、これは何回も会ったことがあり、その中で一番目に会った時という意味となるわけです。
また複数の子がいる場合なども「初めての子の時は何もわからなくて大変だった」などと言います。
それまで知らなかった人と会う第一回目は「初めまして」と挨拶でも使います。
「最初」と「初め」の意味の違いが、理解できたでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。
「最初」と「初め」、二つの言葉は似ていますが意味合いは違います。
それぞれの言葉の意味と違いが理解できたのではないでしょうか。
それでは違いを正しく理解して使い分けてください。