この記事では、「登山部」と「山岳部」の違いを分かりやすく説明していきます。
「登山部」とは?
山登りをする団体のことです。
学校の生徒が集まって作られた団体や、そのものが好きで作られた団体などがあります。
部によって活動内容は若干異なりますが、どの部にも共通しているのは、山登りを楽しむということです。
この部には山が好きな人、山を登ることが好きな人が集まっています。
山に登るためには、それなりの装備と体力が必要です。
嫌いでは続けられないことなのです。
高校の場合はインターハイの出場を目指していることもあります。
全国高校総合体育大会の登山大会というものがあり、全国大会への進出を目指しています。
この大会では、高校生として安全に登山を行う上での、体力・技術・知識が審査されます。
自然に配慮できているか、マナーを守れているか、迅速に確かにテントを設営できるか、山を歩くのに必要な体力があるかなどの項目があり、それぞれ点数がつけられます。
大人が作る部の場合は、一緒に山登りを楽しむ、情報を交換するといったことが活動の主な目的です。
「登山部」の使い方
山登りをする団体のことです。
どのような山を登るのかは意味に含まれていません。
「山岳部」とは?
陸地の表面が著しく盛り上がったところを登る団体のことです。
学校で作られる団体や大人が集まって作られる団体などがあります。
山登りが好きな人が集まっています。
どちらの場合も険しい山の連なりや山を登ることが主な活動内容です。
高校の場合はインターハイの出場を目指して活動していることがあります。
全国高校総合体育大会の登山競技というものがあり、全国大会進出を目指しています。
この大会では体力や知識などが審査されます。
それぞれの項目で点が付けられます。
日々の部の活動は、体力をつけるためのトレーニング、テントの設営の練習、食事作り、天気図の作成などを行っています。
大人が作る部の場合は、山登りを楽しんだり、情報交換をしたりすることが主な活動内容です。
「山岳部」の使い方
山登りをする団体を指して使用します。
「登山部」と「山岳部」の違い
厳密な違いはなく、同じような活動をしている団体を、違う名前で呼んでいることがあります。
高校の場合は同じ活動をしていても、学校によって呼び方が違います。
また、「山岳部」の場合は「登山部」よりも登る山が険しいことがあります。
「登山部」の例文
・『登山部に所属している』
・『登山部に入ることを考えている』
・『登山部の練習』
・『登山部の先輩』
「山岳部」の例文
・『山岳部で活動をしている』
・『山岳部の仲間たち』
・『山岳部の活動が楽しい』
・『山岳部に入ってよかった』
まとめ
2つの言葉は山を登る団体のことを意味しており、2つの活動に大きな違いはありません。
学校にある部の場合は、同じ活動をしていても違う呼び名が使われていることがあります。