「海釣り」と「川釣り」の違いとは?分かりやすく解釈

「海釣り」と「川釣り」の違いスポーツ

釣りは「海釣り」「川釣り」のふたつに分類されますが、この2つは具体的にどのようなところに違いがあるのでしょうか。

今回は、「海釣り」「川釣り」の違いについて解説します。

「海釣り」とは?

「海釣り」とは?

「海釣り」とは、「海で行う釣り」を意味する言葉です。

糸の先に針とエサをつけて水中に垂らして魚などの生き物を捕獲することを「釣り」と言います。

食料を確保する手段としてだけでなくレジャーとしても広く楽しまれている釣りですが、釣りの中でも海で行うものを「海釣り」といいます。

「海釣り」は船に乗ってやるものと陸からやるものの2種類に大別されます。

船に乗って行う「海釣り」で知られているのが沖合で行う「沖釣り」です。

陸から離れた海域に棲息する魚が釣れる沖釣りは初心者から上級者まで人気を集めています。

陸から行われる「海釣り」には磯から行う「磯釣り」堤防や防波堤から行う「堤防釣り」遠くまで針を投げて陸地から離れたところにいる魚を釣り上げる「投釣り」などがあります。

サバやアジ、タイやヒラメなど主に魚が獲物になりますがイカやタコなど魚以外のものを狙うこともあります。

「海釣り」の使い方

・『朝早くから出かけて海釣りを楽しむ』
・『海釣りに行く人で駅が混雑している』
・『初心者におすすめの海釣りはアジ釣りだ』
・『スポーツ新聞には海釣りの情報が掲載されている』

「川釣り」とは?

「川釣り」とは?

「川釣り」とは、「川で行う釣り」を意味する言葉です。

川の上流から下流の河口付近にかけてを釣り場にする釣りが「川釣り」です。

「川釣り」のうち上流の渓谷で行うものを「渓流釣り」といいます。

「川釣り」は近所に流れている川でも簡単に楽しめる身近な釣りです。

道具類も高価なものを必要としないので初心者が初めて楽しむ釣りに向いています。

「川釣り」は釣る場所によってまったく事なる特長があります。

下流の河口域付近は流れも穏やかで護岸も整備されているので初心者向きですが、上流で行われる渓流釣りは究極の釣りと呼ばれることもあるほど奥深い魅力を備えています。

自然の中で行われる渓流釣りは大自然を感じながら楽しめるアウトドアアクティビティとしての魅力にあふれています。

アドベンチャー的な楽しみも満喫できることからキャンプで長期滞在しながら渓流釣り三昧の日々を過ごすベテラン釣り愛好家も存在します。

「川釣り」の使い方

・『奥多摩で川釣りを楽しんだ』
・『河川敷には川釣りをする人がたくさんいる』
・『河津利用の竿を購入する』
・『川釣りの中でも鮎釣りは高い技術が必要だと言われている』

「海釣り」と「川釣り」の違い

「海釣り」と「川釣り」の違い

「海釣り」「川釣り」の違いは「釣りをする場所」です。

「海釣り」は海で釣るのに対し「川釣り」は川で釣ります。

釣る場所以外に使う道具にも違いが見られます。

海釣り用の竿は海水で錆びないよう処理が施されていますが川釣り用の竿は処理されていません。

川釣り用の竿を海で使って手入れを怠ると錆びてしまうので注意が必要です。

「海釣り」は個人で楽しむ範囲であれば無料もしくは船賃のみでできますが「川釣り」の中でも渓流釣りの場合は遊漁券という券を有料で購入する必要があります。

まとめ

まとめ

同じ釣りでも「海釣り」「川釣り」ではいろいろな違いがあります。

魚の種類も道具も異なるので釣りに行く前に違いを知っておきましょう。