プロ野球「セリーグ」と「パリーグ」の違いとは?分かりやすく解釈

「セリーグ」と「パリーグ」の違いスポーツ

この記事では、プロ野球の「セ・リーグ」「パ・リーグ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「セ・リーグ」とは?

「セ・リーグ」とは?

「セ・リーグ」とは、日本のプロ野球に存在する2つのリーグの1つで、「セントラルリーグ」の略です。

2020年現在では巨人、阪神、広島、ヤクルト、中日、横浜DeNAの6球団が所属しています。

毎年3月下旬から10月中旬まで、この6球団でペナントレースと呼ばれるリーグ戦を各球団とも143試合行います。

内訳はリーグ内の他球団との試合が25試合ずつ、後述する「パ・リーグ」の6球団と各3試合ずつ行われる「交流戦」が全部で18試合となっています。

最終的に勝率が一番高かった球団がリーグ優勝となりますが、同率の球団がいくつか出た時には勝利数が多い球団が上になる決まりがあります。

それも同じ場合には、該当球団内での勝率で争われます。

「パ・リーグ」とは?

「パ・リーグ」とは?

「パ・リーグ」は、そのもう1つのリーグになり、同じく2020年現在、埼玉西武、ソフトバンク、千葉ロッテ、日本ハム、東北楽天、オリックスの6球団によって構成されており、北は北海道から、南は九州まで日本列島に広く球団が存在しているのが特徴です。

また、こちらのリーグでは指名打者制が採用されており、投手はその代わりに打者として出場する選手(守備はしません)に代打が送られない限り、打順は回ってきません。

これがルール面での「セ・リーグ」との大きな違いなっています。

こちらでも、毎年3月下旬から10月中旬にかけて各球団とも年間143試合が行われ、交流戦では「セ・リーグ」の6球団が相手になります。

最終的に勝率が一番高かった球団がリーグ優勝となり、同率の球団が複数あった場合には、該当球団内での勝率が一番優先される点も「セ・リーグ」と異なっています。

「セ・リーグ」と「パ・リーグ」の違い

「セ・リーグ」と「パ・リーグ」の違い

「セ・リーグ」「パ・リーグ」の違いを、分かりやすく解説します。

先のように、一部ルールが異なっていますが、基本的には所属するリーグが違うというだけで、これらを合わせた12球団が「プロ野球」の球団と表現されます。

交流戦以外では、非公式戦になる3月上旬~下旬のオープン戦で他のリーグの球団と対戦する機会があり、更に、両リーグの3位までが出場できる「クライマックスシリーズ」を制した代表同士が激突する「日本シリーズ」が10月下旬から11月上旬に行われます。

まとめ

まとめ

「セ・リーグ」「パ・リーグ」は、このような違いになります。

プロ野球を楽しむなら、ここに書いた内容は知っておいて損はありません。