「ラケットボール」と「スカッシュ」は類似したイメージを持たれているスポーツ競技ですが、「ラケットボール」と「スカッシュ」の違いを正しく理解できているでしょうか?
この記事では、「ラケットボール」と「スカッシュ」の違いを分かりやすく解説していきます。
「ラケットボール」とは?
「ラケットボール」とは、ラケットとボール(直径6センチ)、アイガード(ゴーグル)を使って「コート正面の壁に当たって跳ね返ったボールを、2人で交互に正面の壁に打ち返し合うラケットスポーツ」のことです。
「ラケットボール」は「コンクリート(強化ガラス)で囲まれた縦12.2×横6.1×高さ6.1mのコート」で行われますが、正面の壁であればどこに打ち返してもOKなルールになっています。
シングルス(1対1)だけでなくダブルス(2対2)の試合もあります。
「スカッシュ」とは?
「スカッシュ」とは、ラケットとボール(直径4センチ)を使って「コート正面の壁に当たって跳ね返ったボールを、2人で交互に正面の壁に打ち返し合うラケットスポーツ」のことです。
「スカッシュ」は、「コンクリート(強化ガラス)で囲まれた縦9. 8×横6. 4×高さ約5. 6m以上のコート」で行われます。
「スカッシュ」では、「正面の壁に有効範囲のライン引かれていて、そのラインから外れればアウトになるルール」があります。
基本的に、シングルス(1対1)の試合になります。
「ラケットボール」と「スカッシュ」の違い!
「ラケットボール」と「スカッシュ」の違いを分かりやすく解説します。
「ラケットボール」と「スカッシュ」は、ラケットの形状(ラケットボールは網面積が広く柄が短い・スカッシュは小型のテニスラケット)とボールの大きさ・弾力が異なります。
「ラケットボール」のボールは直径6センチ・40グラムで、大人の目の高さから落とすとおへそ辺りまで跳ね上がるほどの弾力性があります。
「スカッシュ」のボールは直径4センチ・28グラムで、落とすと足首までしか跳ね上がらず弾力性がほとんどない違いがあります。
「ラケットボール」の最高時速は約300キロで危険なのでアイガードを使用しますが、「スカッシュ」は最高時速約200キロでアイガードは使用しません。
「スカッシュ」の正面の壁には「有効範囲のライン」がありますが、「ラケットボール」には有効ラインがないという違いもあります。
まとめ
「ラケットボール」と「スカッシュ」の違いを分かりやすく説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「ラケットボール」とは、「コート正面の壁に当たって跳ね返ったボールを、2人で交互に正面の壁に打ち返し合うラケットスポーツ」を意味しています。
それに対して、「スカッシュ」はラケットボールとほぼ同じルールのラケットスポーツなのですが、「ラケットの形・ボールの大きさ・弾力・最高時速・打つ壁に有効範囲があること」などの違いがあります。
「ラケットボール」と「スカッシュ」の違いを詳しく調べたい時は、この記事を読んでみてください。