「ラオウ」と「カイオウ」は漫画「北斗の拳」に登場する圧倒的な戦闘力を誇る拳法家ですが、「ラオウ」と「カイオウ」の違いを正しく理解できているでしょうか?
この記事では、「ラオウ」と「カイオウ」の違いを分かりやすく解説していきます。
「ラオウ」とは?
「ラオウ」とは漫画「北斗の拳」に登場する北斗神拳の使い手で、主人公ケンシロウ以上の拳法・戦闘の実力を持つともされる最強レベルのキャラクターの一人です。
「ラオウ」は「世紀末覇者・拳王」を自称して拳王軍を率い、核戦争後の荒廃した弱肉強食の世界を「恐怖と暴力で制圧・支配した圧倒的な暴君」です。
ラオウはいつも「黒王号」という愛馬にまたがっています。
「ラオウ」はトキ・サヤカの実兄、カイオウの実弟であり、ケンシロウ・ジャギの義兄に当たります。
「ラオウ」の北斗神拳は暗殺拳というより剛(力)の拳法であり、北斗剛掌波や天将奔烈などの闘気を放射する技を得意にしています。
「カイオウ」とは?
「カイオウ」とは漫画「北斗の拳」の「修羅の国篇(最終章)」に登場する北斗琉拳の使い手で、主人公のケンシロウが最後に倒すことになる狡猾・残酷で最強な敵キャラクターです。
「カイオウ」はハン・ヒョウよりも上位に位置する「修羅の国第一の羅将」であり、「新世紀創造主」を自称しています。
幼少期に北斗宗家のために最愛の母親を失ったトラウマから愛情を否定して悪を貫く人格になっているので、全身から「魔闘気」を常に発散しています。
「カイオウ」はラオウ・トキの実兄でラオウと非常によく似た容姿と体格を持っていますが、額から頬にかけて大きな傷があります。
北斗宗家に対する強烈な憎悪があり、北斗神拳を封じ込める北斗逆死葬などの奥義を使うことができます。
「ラオウ」と「カイオウ」の違い!
「ラオウ」と「カイオウ」の違いを分かりやすく説明します。
「ラオウ」はカイオウの実弟です。
世紀末世界にいる「ラオウ」は「北斗神拳」の使い手ですが、修羅の国にいる「カイオウ」は「北斗琉拳」の使い手であるという違いがあります。
「ラオウ」は「剛の拳を用いて正々堂々と戦って相手をねじ伏せる性格・気質」を持っていますが、「カイオウ」は「勝つためには手段を選ばない卑劣さ・卑怯さの性格・気質」を持っているという違いもあります。
「ラオウ」は「世紀末覇者・拳王」を自称しましたが、「カイオウ」は「新世紀創造主」を自称したという違いも指摘できます。
まとめ
「ラオウ」と「カイオウ」の違いを分かりやすく説明しましたが、いかがだったでしょうか? 「ラオウ」とは、「ケンシロウと並ぶ北斗神拳の最強クラスの使い手で、剛の拳を用いて正々堂々と戦うことを好む世紀末覇者・暴君」のことです。
それに対して、「カイオウ」は「修羅の国を支配している第一の羅将・北斗琉拳の使い手で、勝つためには手段を選ばない性格の持ち主(死ぬ間際にまっとうな人格に戻るが)・ラオウの実兄に当たる人物」を意味しているという違いがあります。
「ラオウ」と「カイオウ」の違いを詳しく調べたい時は、この記事を読んでみてください。