「偉丈夫」と「美丈夫」の違いとは?分かりやすく解釈

「偉丈夫」と「美丈夫」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「偉丈夫」「美丈夫」の違いを分かりやすく説明していきます。

「偉丈夫」とは?

「偉丈夫」とは?

「偉丈夫」は、体つきが見た感じ頑丈そうで人格者である男性のことを意味します。

丈夫という部分が中国からきた言葉で、体の頑丈さのことを意味しており、偉大で頑丈であるというのがこの言葉の意味です。

ただ、あくまで、「偉丈夫」は、見た目で判断してから使用する言葉ですので、実際に対象が頑丈なのかどうかは、後から分かることで、「偉丈夫」を使用するのであれば、後から対象の状態を確認してから使用するのが望ましいでしょう。

「美丈夫」とは?

「美丈夫」とは?

「美丈夫」は、美しくて頑丈な、男性のことです。

「美丈夫」は男性であることが前提で、美しく、頑丈であることが、「美丈夫」という男性の条件になります。

どちらかが欠けても「美丈夫」は成立しませんので、必ず、美しい点と頑丈であることはセットで考えるのが、「美丈夫」です。

「偉丈夫」と「美丈夫」の違い

「偉丈夫」と「美丈夫」の違い

「偉丈夫」「美丈夫」の違いは、頑丈で人格者の男性であるか、美形で頑丈である男性かという違いです。

「偉丈夫」は頑丈で人格者である男性、「美丈夫」は美形で頑丈な男性になります。

「偉丈夫」の例文

「偉丈夫」の例文

・『どう考えても、彼女が連れている男性は、偉丈夫と言われる男性ではない』
この例は、彼女が言う言い分と実際に男性にあった際の見た目が異なるという例です。

彼女側は男性を人格者でたくましい男性だと述べていますが、実際に彼にあった人物は、そう思わなかったという例になります。

何故なら、「偉丈夫」は客観なので、言い方が悪いのですが、彼女と実際に彼にあった人物の間には、異なる価値観があり、とても頑丈そうで、人格者の男性ではないと言っています。

「美丈夫」の例文

「美丈夫」の例文

・『美丈夫と言われているから見に来てみたがこんなものか』
この例は、美形で感情そうな男性がいるというので見てみたが大したことが無かったという例です。

これは、「美丈夫」という言葉が客観を指すので人によってはそう思わないという例です。

まとめ

まとめ

「偉丈夫」「美丈夫」ですが、どちらも男性の容姿を指す言葉で、「偉丈夫」は頑丈で人格者である容姿の男性を指し、「美丈夫」はイケメンで頑丈そうな男性のことを指します。

ただ、両者はあくまで見た目で判断しますので、筋肉質だったりした場合頑丈そうだと言い切りますが、病気に関しては、実は考慮してないので、筋肉質でも病気になりやすい男性も、「偉丈夫」「美丈夫」な男性になるのです。

何故なら、見た目で判断しているが故、「偉丈夫」はガチムチで人格者、「美丈夫」はイケメンでガチムチであれば成立します。

よって、両者の言葉は内面に関しては残念ながらどうでもよく、見た目が一番優先されます。

無論、両者は、丈夫でなければならないという定義がありますので見た目だけではだめなのですが、実のところ、両者の言葉は、見た目を優先したうえで最終的にどうであるかを述べる言葉に過ぎないです。