「国際連盟」と「国際連合」の違いとは?分かりやすく解釈

「国際連盟」と「国際連合」の違い言葉・カタカナ語・言語

この「更新料」「更新手数料」は、共に賃貸物件に長く済むと聞くことになる言葉です。

これらの言葉について、詳しく解説していきます。

「更新料」の意味や使い方

「更新料」の意味や使い方

「更新料」とは、賃貸物件の契約の更新の為に必要になる費用です。

多くの賃貸物件は、2年ごとに契約の更新手続きが必要となっています。

よって、新しく住み始めた物件で2年になると、この「更新料」を支払ってそのまま住み続けるか、退去するかの選択になると考えていいでしょう。

稀にこれがない(特に請求されない)物件もありますが、この「更新料」については以前に、そのようなものがあるのはおかしいと裁判になった例があり、高裁までは無効だという判決が出ていましたが、最高裁で一転して有効とされてしまった為、請求されても文句は言えないのが実情です。

ただし、家賃の一ヶ月分程度という内容となった為、それを大きく上回るような金額だった場合には交渉の余地があるかも知れません。

「更新手数料」の意味や使い方

「更新手数料」の意味や使い方

「更新手数料」とは、先の契約の更新が行われる際に、担当の不動産屋がその為の書面を用意して手続きする為という名目で請求されることがある費用です。

これについては、「更新料」とは違って請求がない場合も多く、その場合には「更新料」に含まれているという解釈でいいでしょう。

実は、この名目での請求は違法ではないかと不動産業界内でも言われている為、序々にこれは請求しなくなってきているのが実際のところです。

それは、先の最高裁での判決が、要約すると、更新の際に掛かる手続きの為の費用として~といった内容だった為、これも「更新料」に含まれると解釈することができるからです。

名称を変えて、「事務手続き手数料」などとしている場合も同様で、こちらは裁判にこそ発展していませんが、違法性が拭い切れません。

よって、契約の更新の都度、この名目で「更新料」と別に請求がある不動産屋はあまりおすすめできません。

大手ではとらないことが多くなってきており、それが業界内の流れでもあるからです。

「更新料」と「更新手数料」の違い

「更新料」と「更新手数料」の違い

このように、「更新料」は、賃貸物件の契約更新の都度請求される費用で、おおよそ家賃の一ヶ月分程度であれば、合法の範囲とされています。

一方、「更新手数料」(名称が異なる場合も含めて)は、その時に一緒に請求されることがある費用ですが、違法性が捨て切れない為、最近では請求しないことも増えてきていると覚えておいてください。

「更新料」を使った例文と意味を解釈

「更新料」を使った例文と意味を解釈

「更新料」を使った例文と、その意味の解釈になります。

これがない物件は、大家さんの厚意だと考えていいでしょう(大家さんの取り分になります)。

「更新料を支払う時期なので、引っ越そうかと考えている」

家賃の一ヶ月分程度を言わば無駄に支払うのであれば、その分も足しにして、いっそ引っ越してしまおうと考えても不思議ではありません。

この請求(更新)があるタイミングでの引越しは、実際にも多いというデータがあります。

「更新手数料」を使った例文と意味を解釈

「更新手数料」を使った例文と意味を解釈

こちらは「更新手数料」を使った例文と、その意味の解釈になります。

現行では違法とは言い切れませんが、とれないことが増えてきているのは前述の通りです。

「更新手数料について先に聞いたので、他の不動産屋を探すことにした」 このような選択も、また賢いと言えるでしょう。

不動産屋が信じられないことには、担当している物件にもケチが付いてしまうというものでしょう。

まとめ

まとめ

「更新料」は仕方ありませんが、「更新手数料」はとられないに越したことはありません。

とられる場合、家賃の20~25%程度のことが多いですが、法的な根拠はなく、その全てが不動産屋の取り分になるとも覚えておいてください。