「主任」と「主務」の違いとは?分かりやすく解釈

「主任」と「主務」の違い言葉・カタカナ語・言語

みなさんは「主任」「主務」という言葉がどのような意味を持っているかご存知でしょうか?

そこでこの記事では、「主任」「主務」の違いを分かりやすく説明していきます。

「主任」とは?

「主任」とは?

「主任」「しゅにん」という読み方になります。

この「主任」とは「企業に入社してから平社員で経験を積んだ後に初めて与えられる役職のこと」を指してます。

企業によっては「班長」を間に位置する場合もありますが、一般的には主任は平社員の1つ上のポジションとして設定されていることが多いです。

企業サイドから見ると、平社員数人を束ねるリーダーとして期待されているために、その後の管理職の入り口としてのポジションにあると言ってもいいでしょう、その一方で仕事内容は平社員と大きく変わることが少なく大きな責任を強いられることもありません。

「主務」とは?

「主務」とは?

「主務」「しゅむ」という読み方になります。

この「主務」「主にその事務や任務に当たること」「その人のこと」を指しています。

中には「一定の事務・任務を担当するリーダーとして置かれる役職」でもあり、企業においては部長クラスに当たる場合もあり、大きな権限が委譲されていることもあります。

「主任」と「主務」の違い

「主任」と「主務」の違い

では、ここで「主任」「主務」の違いを見ていきましょう。

どのような違いがあるのでしょうか?前述の通り、「主任」「企業に入社後平社員で経験を積んだ後、初めて与えられる役職」です。

一方の「主務」「事務・任務を担当する長として置かれる役職」となります。

「主任」「主務」の相違点は「役職の高さ」にあり、「主務」の方が「主任」より上位になっている点になります。

また、その高さに伴う責任範囲も異なってきます。

「主任」の例文

「主任」の例文

では、ここで「主任」の例文を見ていくことにしましょう。

具体的には次のような文章が考えられます。

・『入社3年目にして主任になった。ますます仕事の責任の重さを感じているんだ』
・『主任に抜擢されたアイツがかなり上から期待されているけど、本当はゴマすり上手なだけなんだな』
「主任」の例文を見ていくと、役職を持って発奮する人もいれば、上ばかり見ている人もいるようです。

「主務」の例文

「主務」の例文

続いて「主務」の例文を見ていきましょう。

この言葉の使い方は以下のようなものが挙げられます。

・『トントン拍子に主務にまで上り詰めたが、これからますます責任が重たくなるので、もっと頑張らなきゃいけないな』
・『彼は主務になったけど本当に後輩や部下のことを大事にしているから、周りはみんな納得しているよね』
「主務」の例文では、本人がこの役職になってからますます気を気を引きしているようですが、周囲から信頼感を得ていることも大切なことが分かります。

まとめ

まとめ

ここまで「主任」「主務」の意味や違いを見てきました。

これらの役職は地位が異なっていますが、自分の役職を自覚して熱意を持って仕事に打ち込むことが大切です。