この記事では、「用心棒」と「ボディガード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「用心棒」とは?
「用心棒」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「用心棒」は「ようじんぼう」と読みます。
「用心棒」は「護衛のために身辺につけておくもの」という意味があります。
例えば、お金持ちが強盗などに襲われないよう、格闘技術などを持つ人に身辺警護してもらうような場合、「お金持ちが強盗に備えて、用心棒を連れ歩く」などという文章を作ることができます。
また「用心棒」には「占めた戸を、内側から押さえておく棒」という意味があります。
「用心棒」をつっかえ棒のようにすることで、外から戸を開けられなくなります。
さらに「用心棒」には、「万一のとき、身を守るために手元に用意しておく棒」という意味があります。
何かあった時、バットなどを枕元に置いて眠る人は、「用心棒を枕元に置いて眠ることで、強盗などに備える」などという文章にできます。
「ボディガードとは?
「ボディガード」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「ボディガード」は「bodyguard」と英語表記します。
「ボディガード」は、「要人などの身辺に付き添い、その身の安全を守る人」という意味があります。
例えば、政府高官が暴漢などに襲われないよう、黒服の手練れの人が身を守るような場合は、「政府高官を守るため、ボディガードが付き添いをする」などという文章にできます。
また、危険なエリアに行く女性が、たくましい男性を身の安全を守ってもらう目的で連れ歩く場合があります。
この場面は「危険なエリアに行くため、女性一人では心細く、ボディガードを連れて行くことにした」などという文章を作ることができます。
他にも、要人の後ろに黒服の男が立っているとき、「要人の後ろにいる黒服の男たちは、きっとボディガードに違いない」と言ったり、「格闘経験があるので、ボディガードとして働きたい」などという文章にできます。
「用心棒」と「ボディガード」の違い
「用心棒」と「ボディガード」の違いを、分かりやすく解説します。
「用心棒」は「護衛のために身辺につけておくもの」という意味があります。
一方で、「ボディガード」は、「要人などの身辺に付き添い、その身の安全を守る人」という意味があります。
どちらも、護身のために身辺につけておく人たちのことを意味する言葉になります。
基本的に同じ意味を持つ言葉になりますが、「用心棒」には「戸が開かないよう抑える棒」という意味や、「いざというときに身を守るための棒」という意味が含まれているという点に違いがあります。
まとめ
「用心棒」と「ボディガード」の違いについて見てきました。
2つの言葉は、基本的に同じ意味を持ちますが、「用心棒」には他にもいくつかの意味があるという違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。