この記事では、「訪れる」と「行く」の違いを分かりやすく説明していきます。
「訪れる」とは?
「訪れる」は「おとずれる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「人がいるところや、物がある場所を目指すこと」という意味で、対象となる人や物がいる建物を目指すことです。
2つ目は「季節が変わること」という意味で、四季が変化することです。
3つ目は「ある状況になること」という意味で、それまでとは違う状況がやってくることです。
4つ目は「音や声を立てる」という意味で、鳥の声や生活音が聞こえることです。
5つ目は「人に便りを出す」という意味で、手紙などで人に近況を知らせることです。
上記に共通するのは「目的の場所に達する」という意味です。
「訪れる」の使い方
「訪れる」は「人がいるところや、物がある場所を目指すこと」「季節が変わること」「ある状況になること」「音や声を立てる」「人に便りを出す」という意味で使われます。
動詞として「訪れる・訪れた」と使われたり、副詞として「名所を訪れて観光する」などと使われたり、名詞として「春の訪れ」などと使われます。
基本的に、目的の人や物がある場所に達することや、ある状況になることに使われる言葉です。
「行く」とは?
「行く」は「いく」と読み、主な意味は以下の通りです。
1つ目は「そこから移動する」という意味で、今いる場所を離れることです。
2つ目は「目的地へ向かって進む」という意味で、進行方向へ移動することです。
3つ目は「歩いて進む」という意味で、徒歩で移動することです。
4つ目は「通り過ぎる」という意味で、はるか遠くを移動して去っていくことです。
5つ目は「ものごとをする」という意味で、その様にすることです。
上記に共通するのは「ある方向へ動く」という意味です。
「行く」の使い方
「行く」は「そこから移動する」「目的地へ向かって進む」「歩いて進む」「通り過ぎる」「ものごとをする」という意味で使われます。
動詞として「行く・行った」と使われたり、副詞として「行って用を足す」などと使われたり、名詞として「行きに寄る」などと使われます。
基本的に、ある場所から移動することや、目的地へ進むこと、ものごとをすることに使われる言葉です。
「訪れる」と「行く」の違い
「訪れる」は「目的の人や物がある場所に達すること」「ある状況になること」という意味です。
「行く」は「ある場所から移動すること」「目的地へ進むこと」「ものごとをすること」という意味です。
「訪れる」の例文
・『はるばる海外から観光客が訪れる』
・『京都旅行で神社仏閣を訪れる』
・『待ちわびていた春が訪れる』
・『この国に平和が訪れるまでまだ遠い』
「行く」の例文
・『暴走族はどこかへ行って欲しいと思う』
・『毎日同じ時間に会社へ行く』
・『険しい山道を行く』
・『このやり方で行くことにする』
まとめ
今回は「訪れる」と「行く」について紹介しました。
「訪れる」は「ある場所に達する」、「行く」は「そこから進む」と覚えておきましょう。