この記事では、「マナー」と「常識」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マナー」とは?
「マナー」の意味と使い方について紹介します。
意味
「マナー」は「その場にふさわしい行儀・作法「」という意味です。
動作や態度の様に、目に見えるもののことを言います。
使い方
「マナー」は英語で“manner”と書き、「行儀・作法」「態度・方法」などの意味があります。
「行儀・作法」に関しては日本と同じ意味と言って良いでしょう。
基本的に「動作」に関して使われる言葉で、正しいかどうかは人が見て判断するものです。
例えば「人に出会ったら挨拶をする」「肩がぶつかったら謝る」「行列に割り込まない」など、人のふるまいを表す言葉なのです。
「マナー」が身に付いていない人に対しては「マナー違反」と言われます。
但し、正しいかどうかは、国や地域、宗教によって違ってきます。
「常識」とは?
「常識」の意味と使い方について紹介します。
意味
「常識」は「じょうしき」と読み、「世間一般的に知っていて当然とされる知識や判断力のこと」という意味です。
人の内面あり、目に見えないもののことを言います。
使い方
「常識」は、誰でも知っているもの、或いは知っているべきもののことであり、知らないと恥ずかしい思いをします。
「一般常識」の様に、世間一般の人が知っていることという意味でも使われます。
学校で習わなくても、大勢の人が共通で認識している事柄を言います。
例えば、「現在の総理大臣の名前」「イワシとサバの違い」など、日常生活で必要な知識も含まれます。
「常識」が身に付いていない人に対しては「非常識」「常識外れ」という言葉が使われます。
「マナー」と「常識」の違い!
「マナー」は、「その場にふさわしいふるまいや、礼儀作法のこと」です。
「常識」は、「世間一般的に知っていて当然とされる知識や判断力のこと」です。
まとめ
「マナー」と「常識」は、「人の目に見える行動」か、「目に見えない知識や判断力」かという違いがあります。
2つの言葉の違いを知っている人は、「一般常識がある」と言えるのです。