「換気ダクト」と「排気ダクト」の違いとは?分かりやすく解釈

「換気ダクト」と「排気ダクト」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「換気ダクト」「排気ダクト」の違いを分かりやすく説明していきます。

「換気ダクト」とは?

「換気ダクト」とは?

「換気ダクト」とは、室内の換気用に設けられた通気口のことですが、「ダクト」自体は、そこから外に繋がっている管のことで、そのような仕組みになっている「口」との総称だと解釈してください。

一般的なマンションでは、窓の付いている壁の下の方に網目になった枠(丸型のことが多いです)と共にこれが設けられていることがあり、施設などでは四角く大きな格子状の枠と一緒に付いているもので、そこを開けることで外気が入り、室内の換気が行えます。

「排気ダクト」とは?

「排気ダクト」とは?

「排気ダクト」も、その為の「口」と、そこからの配管の総称だと解釈できる言葉で、こちらは主に室内から外に排気する為に付けられています。

飲食店の厨房にはまず付いており、ここから火の使用によって出る煙を建物外に出すことができます。

となると、その出口からは煙が盛んに出てくることになる為、そちらの位置をよく考えた上で配管しないといけません。

すぐ隣が民家のような場合は、特に注意が必要になります。

「換気ダクト」と「排気ダクト」の違い

「換気ダクト」と「排気ダクト」の違い

「換気ダクト」「排気ダクト」の違いを、分かりやすく解説します。

「換気ダクト」は、室内に外気を取り入れる為の「口」と、そこから外へと繋がっている配管の総称になります。

「排気ダクト」は、逆に、室内から外への排気する用のそれらのことで、こちらは天井やそこに近い位置に付いています。

その理由は、「換気ダクト」は、掃除がしやすいという理由もあり、床に近い位置にあることが多いですが、「排気ダクト」は、そこから外に出すべき対象が立ち上る煙などの為、高い位置にないといけないからです。

まとめ

まとめ

「換気ダクト」「排気ダクト」は、このような違いになります。

「換気ダクト」は、単に室内と外が管で繋がっているだけだと考えて構いませんが、「排気ダクト」の方は、換気扇が室内側の「口」となっている場合も多く、その場合はそこから吸い込み、外に排気するという仕組みになっています。