この記事では、「液晶」と「有機el」の違いを分かりやすく説明していきます。
「液晶」とは?
液晶とは、えきしょうという読み方をすべき言葉です。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば分かる様に、えきたいや形がなく流動する物体といった意味がある液の漢字に、キラキラと輝く等の意味がある晶の漢字を付け足す事で誕生した言葉となっています。
そのため液晶は、液体と結晶の中間にある物体や液状結晶を表すのです。
「液晶」の使い方
液晶は、液体と結晶の中間的な物質を表す言葉であり、テレビやモニターといった画面に多く使われています。
具体的には液状結晶を画面に使用して製造されたテレビを、液晶テレビと呼び、同じ様なモニターを液晶モニターという呼び方をしているのです。
この様に液晶という言葉は、液晶パネルを表現する言葉として多く見掛ける事が出来ます。
「有機el」とは?
有機elは、ゆうきいーえるという読み方をする言葉です。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事でしょうが、ゆうきぶつの性質を持つという意味がある有機の文字に、Electro Luminescenceの略語であるelの文字を加える事で成立している言葉となっています。
だからこそ有機elは、ジアミン類等の有機物に電圧を加える事により発光する現象や、その技術を示すのです。
「有機el」の使い方
有機elは、有機物に電圧を加える事で発光するという技術の呼び名として用いられる事が多い言葉となっています。
特にテレビやディスプレイといった画面に、この有機elが利用されているの事が多いです。
なので有機elテレビや有機elディスプレイといった言葉として、この有機elという言葉を見聞きする人が少なくありません。
更にこの様な形で電化製品の画面に使用される有機elパネルは、発色が鮮やかで画面が綺麗という優れた特徴を持っているのです。
「液晶」と「有機el」の違い
液晶と有機elは、全く違う漢字と文字が使用されていて読み方も似ている訳ではなかったりします。
お陰で文字表記を見比べても、特に似ている言葉とは言えません。
所がどちらも、テレビやディスプレイのパネルとして採用されている事から、混同してしまう恐れはあるのです。
もっとも液晶は、文字通り液体と結晶の中間的な物質である、液状結晶を表現する言葉となっています。
一方の有機elは、ジアミン類等の有機物に対して電圧を加える事により生じる発行する現象や、技術を示す言葉です。
まとめ
2つの言葉は特に共通する漢字や文字はなく、読み方自体も似てはいない組み合わせの言葉となっています。
ですが双方共に、テレビやディスプレイの種類を表す言葉として登場する点がややこしい部分です。
ちなみに液晶は、液体と結晶の中間にあたる物質や液状結晶を表す言葉となっています。
対する有機elは、有機物に電圧を加える事により発光する現象や技術を示す言葉として用いられているのです。