この記事では、「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オープンクエスチョン」とは?
回答者の回答範囲を自由にして制限をなくした質問を指します。
選択肢はなく、自由に回答できることが特徴で、クイズ番組でも筆記、早押しの口答などでオープンクエスチョンと言える形で出題されることがあります。
仕事などに関する質問では幅広く意見が得られる可能性がある反面、回答に時間がかかる、回答が思いつかないというケースもありえます。
アンケートはオープンクエスチョンではない質問がメインとなりオープンクエスチョンはあまり多数にはしないことが多いと言えます。
製品に関する質問であれば、新製品に期待すること、既存の製品で改良してほしいこと、今回の製品で良かったところなどを選択肢無しで回答してもらうというタイプの質問になります。
選択肢をつけてその他の項目で自由に回答できるケースはオープンクエスチョンの要素はありますが、そのものとは言えないでしょう。
「クローズドクエスチョン」とは?
YES/NOの選択肢や三択など選択肢を持った質問を指す言葉で、質問を繰り返していって様々な診断をすることも可能です。
回答がしやすいところが大きなメリットですが、二択では回答しきれないケースがありうるのは欠点と言え、回答する側が話したいことの全てを話せないことがありうるとも言われます。
また、質問作成を丁寧に行う必要があります。
アンケートは多くがクローズドクエスチョンで構成されており、回答のしやすさやアンケートハガキのスペースなどを考えると妥当と言えるでしょう。
また、ライブ後のアンケートなど時間がない場での回答ではクローズドクエスチョンでできるだけ質問を進める必要があります。
なお、アンケートなどでは回答を集計するのが非常にスムーズという利点もあります。
クイズ番組では三択などの問題がクローズドクエスチョンに近い形と言えます。
「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」の違い
「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」の違いを、分かりやすく解説します。
オープンクエスチョンは自由に回答できる質問、クローズドクエスチョンははい、いいえや三択など選択肢のある質問のことで、クローズドクエスチョンは回答と回答の処理がしやすく、オープンクエスチョンは幅広い意見を取り入れることが出来る点がメリットと言えます。
回答にかかる時間は性質的にクローズドクエスチョンの方が短くなります。
また、オープンクエスチョンは口答での回答は全て記録できるかという問題はあります。
まとめ
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンは利便性の違いによるところが大きく、利便性を全く無視すればすべての質問をオープンクエスチョンにしたアンケートも可能ですが、回答する手間、回答を処理する手間も必要なので、クローズドクエスチョンをうまく組み合わせる必要があります。