「好演」と「熱演」の違いとは?分かりやすく解釈

「好演」と「熱演」の違い言葉・カタカナ語・言語

ここでは「好演」「熱演」の違いを詳しく説明していきます。

「好演」とは?

「好演」とは?

「好演」とは、役に即したうまい演技だったという意味になり、「褒め言葉」だと解釈してください。

「このシーンでは、○○(役者名)の好演が光っていた」のような使われ方になり、ドラマや映画、舞台での役者の演技がそれだけよかったと使う為の言葉です。

「初主演ながら、好演だった」と使うと、初めての主演だったのにとてもうまかったと解釈でき、このような使い方も含めて悪い意味になることはありません。

「熱演」とは?

「熱演」とは?

「熱演」は、とても熱の入った演技だと表現したい時に使います。

その為、うまいという意味も込められていると考えていいでしょう。

ただし、少しニュアンスが異なり、とても熱心に演技していたという解釈になる言葉なので、それながら、そこまではうまくなかったという場合にも使うことができます。

「セリフが少し間違っていたものの、熱演だった」といった使い方のように、演技に対する熱の入り方は分かるが、ここが少しこうだった、もう少しこうだとよかったなどと用いられることも多いです。

「好演」と「熱演」の違い

「好演」と「熱演」の違い

「好演」は、うまい演技だという意味になる言葉で、こう表現されて悪いことは何もありません。

役者にとってはこのように言われることが何よりだと言っていいですが、「熱演」の方は、先の通り、熱は入っているものの~という意味でも使われることがあり、そのまま単純に褒め言葉だと解釈はできない使い方をされる場合もあります。

一見では、「熱演」の方が上の褒め言葉のように見えますが、少し意味合いのベクトルが異なると考えてください。

まとめ

まとめ

「好演」「熱演」の違いは、以上の通りです。

褒め言葉としては「好演」の方が向いていると覚えておきましょう。

ただし、「熱演」も悪い意味になる訳ではなく、そのまま使えばとても熱が入っていたことが表現できます。