「不登校」と「引きこもり」の違いとは?分かりやすく解釈

「不登校」と「引きこもり」の違い言葉・カタカナ語・言語

「不登校」「引きこもり」は、似ているようで少々意味が異なります。

「不登校」とは?

「不登校」とは?

「不登校」とは、通うべき学校に通わなくなってしまった状態を表現する為の言葉です。

「2年になってから不登校になったと聞いた」のように使われ、この言葉を聞いた時には、学校に通っていないのだと判断することができます。

中学生や高校生の「不登校」は度々問題になっており、そういった生徒の為のフリースクールと呼ばれる一般の学校とは違った施設が全国にいくつも存在しています。

登校が自由なので、決まった時間に毎日学校に行くのが嫌で「不登校」になってしまったといった場合には、こちらであれば問題なく通えることも多いようですが、そもそも学校のような場所に通いたくないという理由からの「不登校」の生徒には関係なく、また、正式な学校ではない為、学歴とはならないという点なども今後の課題となっています。

「引きこもり」とは?

「引きこもり」とは?

「引きこもり」は、自宅や自分の部屋から出ない状態を指して使います。

ここから先の「不登校」に繋がるケースも多く、また、その「不登校」になり、更にこの「引きこもり」となってしまったという場合も少なからずある為、この2つの言葉は関連して使われることが多くなっています。

ですが、こちらは学校に通っている生徒だけに使われる言葉ではなく、近年では大人になってからの「引きこもり」も増加していると言われています。

また、全く自宅や自分の部屋から出ないという訳ではなく、夜に限って外出したり、ほとんどそのような状態だという場合にも使われる言葉で、基本的にこれといった職にも就いていないことも意味に含まれています。

「不登校」と「引きこもり」の違い

「不登校」と「引きこもり」の違い

「不登校」は、通うべき学校に通っていないというだけで、自宅や部屋から出ないという訳ではありません。

「引きこもり」は、その学校に通っていない状態も含めて、外出は滅多にしない状態に対して使われる言葉だという違いがあります。

まとめ

まとめ

「不登校」「引きこもり」は、このように違う意味になりますが、どちらもいいとは言えない状態なのは間違いないでしょう。