「発信」と「配信」の違いとは?分かりやすく解釈

「発信」と「配信」の違い言葉・カタカナ語・言語

この「発信」「配信」は、似ているようで意味合いが少し異なります。

「発信」とは?

「発信」とは?

「発信」とは、様々な手段によって情報を拡散することです。

近年ではネットによるものも多くなっていますが、テレビやラジオ、配達物によるものまで、その種類は特に限定されていません。

「新しいニュースの発信がとても早いサイトだ」のように使われた場合、そのサイトが新しいニュースの拡散にとても優れていると分かります。

また、電波の送信のこととしても用いられる言葉で、「さっきから発信しているが、全く返答がない」などとも使われます。

携帯電話で電話を掛ける際にも一般にはこの「発信」と表現され、画面にもそのように表示されます。

「配信」とは?

「配信」とは?

「配信」も同様に、情報の拡散について使われる言葉ですが、こちらは特定の対象に向けて行われる場合に用いられることが多い表現で、更にその内容がニュースやお知らせといった類いではなく、動画や音楽などの「楽しめる」コンテンツの場合によく使われる言葉だと考えていいでしょう。

近年流行りの「動画配信サービス」がそのいい例になり、会員になることで色々な動画コンテンツが楽しめる(視聴できる)サービスとなっています。

このように、拡散はしているものの、自らそれを利用しないと思わないと情報(内容)として手に入れることができない場合も多いのが特徴となっています。

「発信」と「配信」の違い

「発信」と「配信」の違い

このように、「発信」は、ニュースや情報といった、知っておきたい、おくべき内容の拡散に対して使われる表現で、「配信」の方は、主に楽しむ為の内容の拡散に使われることが多く、求めに応じてそれが手に入る(利用できる)仕組みとなっていることが多いです。

まとめ

まとめ

「発信」「配信」の違いは、以上の通りです。

明確な定義という訳ではありませんが、このように覚えておけば、現実的に間違った解釈になることはまずありません。