「要相談」と「応相談」の違いとは?分かりやすく解釈

「要相談」と「応相談」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「要相談」「応相談」の違いを分かりやすく説明していきます。

「要相談」とは?

「要相談」とは?

相談が必要であるという意味の言葉で、細かい事柄を決める必要がどうしてもあることもあって求人などで目にする表現となっています。

オークションなどで「値引きは要相談」「バラ売りは要相談」という言い方も相談が必要だということを伝えていて、特にセット商品をバラ売りにするケースは相談なしには不可能ということが出来ます。

文字として基本的に使われる表現ですが、会話表現として使われないこともないものとなっています。

要相談商品は購入に時間がかかるため、頻繁には使われないものと言え、スーパーなどではほぼ使われていません。

「応相談」とは?

「応相談」とは?

相談に応じますという意味合いで、交渉ができるという含みをもたせた言葉でもあります。

実際の使用例としては年代物の中古車などで「価格は応相談」という表現が使われており、相談次第で販売しますと言ったニュアンスになります。

この場合要相談と意味合いが変わらない部分もあるのですが、表現を柔らかくする目的もあり応相談としています。

年代物の車では他の中古車店に値段を知られたくないこと、目を引く目的、価格以外整備や使用上の注意として知らせるべき事柄が多数あることから応相談となっています。

このケースではaskという表現も同等となっています。

また、家電量販店に定価の価格を書いた上で「価格はご相談ください」というケースも応相談に近いもので、そのままレジに出しても一定の値引き額で購入できますが、もっと値引きも出来ますという含みがある言葉と言えます。

アルバイトの求人などでシフト応相談という表記も見られ、こちらは応募者側の要望をある程度受けることが出来るという意味になっています。

オークションサイトの値下げ応相談は値下げの余地があるという意味で、要相談よりも適切な使い方であるとも言えますが、要相談が極端に間違った使い方とまでは言えません。

「要相談」と「応相談」の違い

「要相談」と「応相談」の違い

「要相談」「応相談」の違いを、分かりやすく解説します。

要相談は相談が必ず必要であるという意味、応相談は相談にのるという意味で、例えばアルバイトのシフトなどで応相談という言葉であれば相談(要望)がほぼなくても通す事ができなくはありません。

要相談は相談が必須であるため、相談なしにその物事を進めることは出来ず、オークションでセット商品のバラ売りを要相談というケースなどは相談せずにバラ売りを請求するのは不可能と言えるでしょう。

要相談は求人で目にする表現のため比較的見かけるケースも多い言葉と言えます。

まとめ

まとめ

要相談と応相談は相談をどうするかという違いがあり、相談に乗れる体制があるのが応相談、物事をすすめるのに対し相談が必要であることが要相談となっています。

どちらもアルバイトの求人などで目にする表現で、高額商品の販売などでも応相談という表現が見られることがあります。