トヨタ「ルーミー」と「タンク」の違いとは?分かりやすく解釈

「ルーミー」と「タンク」の違い乗り物

この記事では、「ルーミー」「タンク」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ルーミー」とは?

「ルーミー」とは?

「ルーミー」はトヨタが開発したコンパクトカーの一つで高圧縮ながら小型のエンジンを搭載したコンパクトカーになります。

「ルーミー」は旧来の自動車のエンジンより小型でありつつ、エンジンを高圧縮タイプに変更したが故小さなエンジンでも十分な性能を秘めており69馬力のパワーを有します。

なお、エンジンは自然吸気エンジンになりますので、過給機を搭載していません。

「タンク」とは?

「タンク」とは?

「タンク」は、「ルーミー」から派生したモデルで同じシャーシと同じエンジンではありますが、「タンク」は、ターボチャージャーが搭載されており馬力が上です。

むろん過給機を積んでいますのでターボが働けば大きなパワーを得ますがターボが働かない回転域においては、「ルーミー」と大して変わらないパワーになります。

「ルーミー」と「タンク」の違い

「ルーミー」と「タンク」の違い

両者の違いはエンジンにあり、エンジンがターボ付きであるか否かです。

自動車自体の大きさや室内空間は同じなので、性能差についてはエンジンが大きく、あとは、足回りにスタビライザーを搭載している側が「タンク」「ルーミー」は別に足回りは強化していません。

よって、ターボを搭載しスポーティーな方が「タンク」「ルーミー」はコンパクトカーを売りとします。

「ルーミー」の例文

「ルーミー」の例文

・『ルーミーは、FF駆動と四輪駆動がある』
この例は、「ルーミー」という自動車には、駆動方式としてFFと四駆があるという例です。

なお、四輪駆動のほうが構造が複雑になりますのでお高くなります。

「タンク」の例文

「タンク」の例文

・『タンクは、足回りは別に強化されてない』
この例は、ターボ付きの「タンク」は、実は、「ルーミー」と同じような足回りでスタビライザーというちょっとした安定機構しか備えてないという例です。

ただ、スタビライザーだけでも安定性や直進性が増しますのでちょっとしたパワーアップにおいては有効な自動車の改良になります。

まとめ

まとめ

「ルーミー」は、どちらかというと、低燃費を売りにしたファミリーカーで「タンク」は、「ルーミー」を改良することで生まれた若干パワフルなファミリーカーで高速道の走行時においてパワーを発揮する車です。

過給機という存在が大きく、この存在が瞬間的にパワーを生むが故、高速道路などにおいては踏み込んだ際にパワーを生み出すターボの役割が多く、即座にスピードを得ることが重要となっており、ファミリーカーにありがちな高速道路において速度がなかなか出ない貧弱なエンジンというものを打ち払ったのが「タンク」になります。

むろん、パワーを得たら安定性を得るという考えが重要で、トヨタはス対ライザーという安定板を装着することでマシンを路面に張り付かせて安定させるという方法をとっています。

このスタビライザーというのもばかにならない装備で自動車を安定させることに特化しており、この機構が効果を示せば、自動車はより安定し、路面をしっかりとらえるので、「タンク」は、パワーを路面に伝えたうえで安定走行を可能とする装備も併せて持っているのです。

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