この記事では、「ダンプ」と「トラック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ダンプ」とは?
「ダンプ」は、荷台が操作によって傾き、搭載物を下ろす(落とす)ことができるタイプの作業車のことです。
土や砂利を運搬するのに使われることが多く、一般の車より大きなものがほとんどです。
「ダンプカー」が正式な呼び方となりますが、この「ダンプ」だけでも通じると考えて構いません。
小型のものは四論ですが、多くの搭載物を載せることができる大型のものとなると、その重量に耐えられるように、後輪が4つの六輪となっています。
「トラック」とは?
「トラック」とは、荷物を運ぶことに特化して使われる車両です。
後方部分は荷台になり、そのままそこに荷物を載せられるタイプと、その部分がコンテナ状になっており、部屋のような空間になっているタイプがあります。
「トラック」によっては、荷台自体を載せ替えられるものもあり、その荷台を交換して色々な荷物が運べるようになっています。
そのまま荷台に物を載せるタイプは、一見では小型の「ダンプ」のようにも見えます。
「ダンプ」と「トラック」の違い
「ダンプ」と「トラック」の違いを、分かりやすく解説します。
「ダンプ」は、土や砂利などを運ぶことが目的の作業車で、それらが載った部分が操作によって傾く仕組みになっています。
「トラック」は、荷物を運ぶ為の車になり、後方がコンテナ状のものもそれとして有名です。
尚、一見では「トラック」ですが、後方が傾けられる「ダンプトラック」も多く存在し、「軽トラ」と呼ばれる軽自動車のカテゴリーになるトラックのほとんどは、そのような仕組みになっています。
大型の「ダンプ」になると、後輪が人の背丈ほどにもなるものもあり、大きな部品などの運搬に使用されています。
まとめ
「ダンプ」と「トラック」は、このように違います。
「トラック」には、「ダンプトラック」として、この両方を兼ねている車両もあり、荷台自体が載せ替えられる「トラック」もあると覚えておくといいでしょう。