この記事では、「ハイブリッドカー」と「エコカー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ハイブリッドカー」とは?
「ハイブリッドカー」とは、エンジンの他にも動力源を備えている自動車に使われる言葉です。
一般的には電気モーターがそれに当たり、トヨタの「プリウス」という車種が世界で最初に市販化されたこの「ハイブリッドカー」です。
主に低速時にモーターの動力が発揮される仕組みになっており、ある程度の速度まではそれほどエンジンを使わずに走ることができる為、ガソリンの消費量が抑えられるのが一番のメリットとなっています。
ただし、高速走行となるとほとんどモーターが役に立たなくなる為、街乗りにはいいですが、高速道路をよく使うような使用にはあまり向いていません。
「エコカー」とは?
「エコカー」は、エンジンからの排気ガスを従来より抑えた「環境にやさしい車」の総称です。
よって、エンジンの代わりにモーターが使われることで、必然的に排気ガスが抑えられている先の「ハイブリッドカー」もこの中にカテゴライズされます。
主に小さい排気量の車がこれに該当し、それが1200~1500ccくらいの車が大多数を占めています。
排気量が大きい車になると、どうしても排気ガスが多く出てしまい、これとは表現できないことが多いです。
「ハイブリッドカー」と「エコカー」の違い
「ハイブリッドカー」と「エコカー」の違いを、分かりやすく解説します。
「ハイブリッドカー」は、実質的には動力源にエンジンとモーターを登載した自動車のことだと考えていいでしょう。
電気モーターだけで走る「電気自動車」は、この中には含みません。
「エコカー」は、その「ハイブリッドカー」や「電気自動車」も含む、環境への配慮がされた自動車に対して広く使える表現です。
近年では酸素エネルギーによる「燃料電池車」なるものも登場しています。
まとめ
「ハイブリッドカー」と「エコカー」は、このような違いになります。
排気量が0.6リットルまでに制限されている「軽自動車」も、環境にやさしい自動車だと言うことができますが、特にそうは表現せず、「軽自動車」とそのまま呼ばれます。