この記事では、「閲覧数」と「観覧数」の違いを分かりやすく説明していきます。
「閲覧数」とは?
![「閲覧数」とは?](/sub_images03/00032096_01.jpg)
インターネットホームページにおいてそのページを見た人数という意味合いで、ページビューとも呼ばれます。
インスタグラム、メルカリの商品、求人サイトなどにどれだけ人が来たかなどが閲覧数で表示され、You Tubeは基本的には閲覧数ではなく再生数が指標になります。
インターネットはカウントできる仕組みがあるため閲覧数という言葉がありますが、貸し出しではなくその場で読むタイプの図書館の本や新聞などではカウントがしきれないなど、世の中のものすべてが閲覧数がわかるわけではなく、閲覧数がわかるインターネットホームページの方が珍しいとすら言えます。
地上波デジタル放送のテレビにおいても閲覧数を計測する機能は搭載されていません。
ラジオにおいては聴取率調査がアンケートで行われており、期間を定めているため昨今では閲覧数のように手軽に聴取者数がわかるradikoでの聴取者データを重視しているラジオ局もあり、番組存続の指標としているケースすらあります。
閲覧数に関しては一般人が知ることができないものも多く、ホームページ管理者のデータとして処理されます。
「観覧数」とは?
![「観覧数」とは?](/sub_images03/00032096_02.jpg)
観覧数という言葉は直接存在しておらず、比較的近いスタジアムの観覧者数という言葉では何人の観客がスタジアムに入ったかの指標となり、席の種類、価格差などまでは問うものではありません。
美術館の観覧車に対しても観覧車数という言葉が使えます。
また、インスタグラムなどで閲覧数の誤用として観覧数という言葉が使われているケースが有り、この場合は閲覧数と同じ意味にとらえて問題ないでしょう。
動画の観覧数という使い方も見られますが、こちらは動画を見た人という意味になり、再生数とはややニュアンスが異なり一つの動画を何人が見たかという事になっています。
こちらは動画サイトのシステム的には把握できないもので、40人が同時にひとつの動画を観覧しても再生数はひとつです。
「閲覧数」と「観覧数」の違い
![「閲覧数」と「観覧数」の違い](/sub_images03/00032096_03.jpg)
「閲覧数」と「観覧数」の違いを、分かりやすく解説します。
閲覧数はそのホームページやインスタグラムの画像をどれだけの人が見たかを表す数値でページビューとも呼ばれます。
ホームページ解析サービスでは滞在時間などが細かく表示できます。
観覧数は直接言葉として存在しておらず、閲覧数の誤用であるケースがかなり多くなっています。
そうでない場合でもその対象を見た人数という意味で使われ、観覧者数という言葉は人数のカウントができるスタジアムや美術館などで使われます。
まとめ
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閲覧数と観覧数はインターネットホームページにおいては閲覧数が正しく、観覧数は閲覧数の誤用として使われているケースは見られますが意図は同じです。
入場者数を観覧者数というケースはいくつか見られますが、観覧数という言葉は広く使われていません。