「ポイント」と「ピクセル」は似た意味をイメージさせる混同しやすい言葉ですが、「ポイント」と「ピクセル」の意味・使い方の違いを正しく理解できているでしょうか?
この記事では、「ポイント」と「ピクセル」の意味の違いを分かりやすく説明していきます。
「ポイント」とは?
「ポイント」という言葉は、「ExcelやWordなどで使用される長さの単位で、72分の1インチ(1インチ=約25.4mm・1ポイント=約0.3528mm)」を意味しています。
「ポイント」はExcelのセルの高さや長さなどを調整する時に使われることが多い単位で、コンピューター上で細かくサイズを調整する時に使いやすい単位になっています。
「ピクセル」とは?
「ピクセル」という言葉は、「ディスプレイ表示や印刷出力表示の最小単位で、画素(光る小さな点)の数」を意味しています。
「ピクセル」の実際の大きさは、出力するディスプレイ(画面)やプリンターの画素数のppi(ピクセルパーインチ)によって変わってくる特徴があります。
「ポイント」と「ピクセル」の違い!
「ポイント」と「ピクセル」の違いを、分かりやすく解説します。
「ポイント」も「ピクセル」もコンピューター上で使用される大きさ(長さ)の単位ですが、「ポイント(pt)」は、「WordやExcelなどで使用される長さの単位で、72分の1インチ(1インチ=約25.4mmで1ポイント=約0.3528mm)」のことを意味しています。
それに対して、「ピクセル」というのは「ディスプレイ表示・印刷出力の最小単位で、画素(点)の数」を意味しているという違いがあります。
理論上は「1ポイント=1ピクセル」になるように考えられていましたが、実際にはディスプレイ側の「解像度(ppi:ピクセルパーインチ)」によって、1ピクセルの大きさは若干異なってくる(解像度が大きいほどピクセルの画素は小さくなる)という違いも指摘できます。
まとめ
「ポイント」と「ピクセル」の意味の違いを分かりやすく説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「ポイント」という表現は、「Excelなどで使用される長さの単位で、72分の1インチ(1インチ=約25.4mm)」のことを意味しています。
それに対して、「ピクセル」という表現は「ディスプレイ表示の最小単位で、点(画素)の数」の意味を持っています。
「ポイント」と「ピクセル」の意味の違いを正確に調べたい時には、この記事の内容をチェックしてみてください。