この記事では、「一からやり直す」と「ゼロからスタート」の違いを分かりやすく説明していきます。
知らない言葉を調べていきましょう。
「一からやり直す」とは?
「一からやり直す」とは、初心に戻ったつもりで、新しい気持ちでやり直すこと。
これまでの経験はチャラにして、新人の心意気でチャレンジすることです。
思うような成果が得られない場合、天狗になっていた自分をリセットして、まっさらな気持ちで取り組みたいときに使われています。
ピカピカの一年生から始めて、いい気になっていた自分に「さようなら」をするという訳があります。
新人時代に立ち戻って、フレッシュな心情でやり直すことが「一からやり直す」です。
「ゼロからスタート」とは?
「ゼロからスタート」とは、知識や経験がまったくない状態からスタートすること。
未経験から始める様子をあらわします。
これまでやったことのない初めての分野に、手をつけてみる動作です。
もともと「ゼロ」というのは、何もないこと。
プラスにもマイナスにも転じない、クリアな状態を指します。
そのため「ゼロからスタート」で一点の曇りもない、澄み切った状態からの出発をあらわします。
会社を辞めてこれまでのキャリアとは異なる仕事に挑戦するのが「ゼロからスタート」です。
「一からやり直す」と「ゼロからスタート」の違い
どちらも同じように見える表現です。
「一からやり直す」と「ゼロからスタート」の違いを、分かりやすく解説します。
・経験値があるのが「一からやり直す」
「一からやり直す」と「ゼロからスタート」は見た感じは、どちらも似ています。
ただその意味合いは、少しずつ違っています。
「一からやり直す」の鍵を握るのが「一」と「やり直す」です。
「やり直す」には完成品を1度壊して、新しく作り直すという訳があります。
そのためすでに経験している分野、仕事に対してつかう表現が「一からやり直す」です。
一方で「ゼロからスタート」とは「何もない状態から始める」こと。
初心者やビギナーが、新しく学ぶ状態をあらわします。
また未経験の分野に、挑戦するという訳もあります。
興味のあることに、一歩踏み出してみること。
新たな冒険の1ページを切り開いていくことが「ゼロからスタート」です。
まとめると長年やっていたものをリセットして、初心に立ち戻るのが「一からやり直す」。
これまでのキャリアとは異なる、初めての分野に立ち向かっていくのが「ゼロからスタート」です。
どちらも過去をいったんリセットして、新しい自分を形作っていくという共通した意味があります。
いい流れを生みやすい思考回路です。
まとめ
「一からやり直す」と「ゼロからスタート」の違いを分かりやすくお伝えしました。
「一からやり直す」とは、うぶな気持ちを思い出して仕事に取り組むこと。
新人時代に立ち戻ることです。
そして「ゼロからスタート」は、未経験の分野にチャレンジすることです。
いい言葉を知って、仕事に活かしていきましょう。
