この記事では、「眠い」と「眠たい」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「眠い」とは?
「眠い」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「眠い」は、「ねむい」と読みます。
「眠い」は、「眠気を催している。
眠り入るような気持ち。
眠たい」という意味があります。
ちなみに「眠気(ねむけ)」には、「眠りたいという気分。
眠たい感じ」という意味があります。
睡魔が襲ってきたようなとき、眠り入りたい気持ちが強いような場合に、「眠い」という言葉を使ってみましょう。
例えば、徹夜でゲームなどをしていて、翌日の朝を迎えた時、学校や会社に行くのがつらいほどの、眠気を催すのではないでしょうか。
このような場合は、「徹夜をしたため、朝なのにとても眠い」などという文章にできます。
また、学校の授業を聞いている時、退屈で、眠気が襲ってきたため、何とか起きようと努力する場合は、「眠い目をこすり、何とか授業に集中する」などという文章を作ることができます。
「眠たい」とは?
「眠たい」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「眠たい」は「ねむたい」と読みます。
「眠たい」は、「眠気を催している。
眠り入るような気持ち」という意味があり、「眠い」と同じ意味があります。
眠気が襲ってきて、耐えられないようなとき、また、眠い気持ちに負けそうなときに、「眠たい」という言葉を使ってみましょう。
例えば、深夜まで友達と遊んでいたら、終電が無くなってしまうことがあります。
このような時、眠気が襲ってきますが、寝ずに、始発が動き出すのを待つかもしれません。
このような場合は、「眠たいが、始発が動き出すため、起きていなければならない」などという文章にできます。
さらに、プールで遊ぶなど、水遊びをすると、眠気が襲ってきやすくなるかもしれません。
このような状態を、「水遊びをした後は、いつも眠たい」などという文章にできます。
「眠い」と「眠たい」の違い
「眠い」と「眠たい」の違いを、分かりやすく解説します。
「眠い」は、「眠気を催している。
眠り入るような気持ち。
眠たい」という意味があり、「眠たい」にも同じ意味があります。
このように「眠い」と「眠たい」は、同じ意味を持つ同義語になります。
それを踏まえたうえで、あえて違いがあるとすれば、「眠い」よりも「眠たい」の方が、眠気を催しているという実感がこもっているという点です。
また、「眠たい」の方が、子供っぽい印象があると考えられています。
このように、「眠い」と「眠たい」は、あくまで同じ意味を持つ同義語でありますが、「眠い」よりも「眠たい」のほうが、眠気に対する実感が強く、さらに子供っぽい印象があるという違いがあります。
まとめ
「眠い」と「眠たい」の違いについて見てきました。
2つの言葉は同じ意味を持つ同義語でした。
ただし、若干のニュアンスの違いもがあるため、使い分けの参考にしてみましょう。