この記事では、「クーデレ」と「ツンデレ」の違いを分かりやすく説明していきます。
気になる言葉を学んでいきましょう。
「クーデレ」とは?
クーデレとは無愛想に思えるけれども、仲良くなると可愛い人のこと。
第一印象は悪いけれども、お付き合いすると意外に「いい人」なのがクーデレです。
クーデレというのは「クール」と「デレデレ」を組み合わせた造語です。
アニメファンから生まれた言葉で、無機質なキャラクターがストーリーを追うごとに、人間らしくなる様子から生まれた言葉です。
自分の感情をおもてに出すのが苦手で、人付き合いが下手な人をクーデレといいます。
人見知りでシャイ、打ち解けるまでに時間がかかる、少々めんどうくさい人です。
ただ愛情深い一面もあって、仲良くなると家族のような愛情を注いでくれます。
「ツンデレ」とは?
ツンデレとは言動が冷たいものの、ふとした一面に甘えん坊になることです。
ツンデレは「ツンツン」と「デレデレ」が組み合わさった言葉です。
ツンツンが不機嫌な様子。
デレデレが反対に、ご機嫌な態度をあらわします。
同じ人なのに二面性があるのがツンデレの特徴です。
ツンデレも元々は、漫画のキャラクター分析から生まれた用語です。
しだいに恋愛や職場でまわりの人を例える語に「ツンデレ」が使われるようになりました。
ツンデレな人というと、ギャップのあるモテキャラの代表格です。
いつもは強がっていて、あるシーンになると途端にキャラが変わるのがツンデレの魅力です。
掴みどころのない性格に、思わず誰もが夢中になります。
「クーデレ」と「ツンデレ」の違い
どちらも「デレ」が付くので、見分けを付けにくいです。
「クーデレ」と「ツンデレ」の違いを、分かりやすく解説します。
・クールなクーデレ、不機嫌なツンデレ
「クーデレ」と「ツンデレ」はとても似ていますが、少しだけニュアンスが異なっています。
まずクーデレの根底にあるのは、カッコいいこと。
男性ならインテリ、女性ならサバサバした潔さをあらわします。
落ちついていて、知性と教養があるのがクーデレです。
スキが無いように思えても、仲良くなると「デレデレとした人間らしさ」も覗かせてくれます。
噛めば噛むほど、キャラクターの良さが引き立ってくるのがクーデレです。
一方でツンデレのベースにあるのは不機嫌さです。
自分で自分をもてあましているような「特有の歯がゆさ」がツンデレにはあります。
一方で大好きな人の前ではデレデレするなど、ご機嫌で可愛らしい側面ももっています。
不機嫌なニャンコとご機嫌なワンちゃんが、一緒に暮らしているのがツンデレです。
まとめると知的な優等生で、親しくなるとお茶目なのがクーデレ。
怒りん坊でありながら、憎めないギャップもあるのがツンデレです。
まとめ
「クーデレ」と「ツンデレ」の違いを分かりやすくお伝えしました。
どちらもアニメのキャラを例えた言葉です。
クーデレとは初対面はクール、仲良くなるとデレデレする知的な人です。
そしてツンデレはツンとした日もあればデレっとした日もある、お天気屋さんをあらわします。
色んな語を覚えておきましょう。